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1入力して0.3ぐらい出力する、それを繰り返す
絵を描く行為とは、外界から受け取った刺激を内面で消化し、それを出力する行為だと理解している。
つまり、常日頃から目に見えるものの柔らかさ、人の世の機微、美しさの裏側にあるものなどを受信していなければ絵は描けないのだ。
とにかく私は、この目で見たもの、この耳で聞いたものを絵に昇華して来なかったので、出力回路がショートしている。
しかし今回、布には表面と裏面があり、色の濃淡で描き分けられるという知識を一つ仕入れた。
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人間不思議なもので、インプットされたものがあれば、アウトプットできる可能性がグンと高まる。
と言いつつ、認識できなければアウトプットもできないし、インプットされたすべてをアウトプットできるとも限らない。
絵の上達には、やはり「知識を仕入れる→自分で描いてみる」の繰り返しが良さそうだ。
すっからかんの頭に一輪の花が咲いた。雨が降り風が吹いて、地が固まる頃にはきれいな花畑になっているといいのだが。