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アラフィフまま 仕事を辞めた その後

 わたしのおうちStayが始まった。
退職する前は、これもしたい、あれもしたいと思い描いていたが、
現実は予想外の連続だった。

仕事を辞めて数日間は家で朝、家事をして残りの時間はあまり何も考えないず家族のために夕飯づくりを丁寧にやることから始めていた。
その日が平穏に過ごせることだけに集中した。

 が、頭痛が本当にひどい日も多々あり、鎮痛剤も効かず、横になる日も
多かった。数年前に婦人科で治療をし、入院したことがあった。

不安な1か月が続く


その頃は数か月仕事を休み、復帰したが、頭痛や腹部の変調が多々あり、
自分でコントロ-ルできなくなっていた。頭痛はさすがに気になったので、病院にいった、幸い異常なし。高血圧気味になると、頭痛も酷くなるらしい。(血圧の上が200近くあったようだ。)
医師に「まだ若いだから頑張りましょうよ。」っと、言われた。体調が不安になると、マイナスの方向へ考えをしてると気づかれたようで、
ちょっと戸惑ったが、(ほんと、気にするなってことだわ、と思い)
小さな励ましが嬉しかった。

何も考えないようにしようといたが、
一日静かな部屋にいるのも、さみしくなったきたので、
見たくもないTVを1日中つけていた。

昔息子に「YouTubeが面白い」っと言ってたことを思い出し、なんとなく、見てみることにした。
検索欄で、手芸といれてみた。実は、コロナ渦の時、刺繍をはじめたことがあったが、イマイチ没頭できなかった。
(嫌いではないが何かはまらなかった)
でもその頃から、手芸系の何か趣味を見つけたいとは思っていた。


吸い込まれるようにYouTubeの世界へ そして、


まぁ、出てくる、出てくる。。刺繍、洋裁、ハンドメイドなど。。
凄い!! YouTubeに感動した。久々に心が動いた。

その中で気になったもの、「毛糸」で小物をつくる動画を、食い入るように見ていた。あの色とりどりのま-るい形。愛おしくなった。
いろんなチャンネルがあり、チャンネル登録をした中に、
とても上手に編み物をアップしている動画に、はまり、私も編み物できるか
なと思ったと同時に、100均ショップに毛糸を買いに行った。

5日かけて一気に編んだ。1日7時間?くらいかかった。

編み物は編み物療法ということで、リラックス効果があり、自律神経の
調整に働くセレトニンの分泌が高まり心を穏やかにするようだ。
脳の先頭前野がしっかり働き指先をうごかすことで脳の働きを司どる
部分が活発に動くこと、また脳全体を刺激するので、編み物は最適な
作業だそう。

なるほど、言われれば、集中し楽しめ、作品ができる達成感はこの上ない
喜び。

ただ、力みすぎて、編み物をすると、肩こりや目の疲れ、また頭痛も酷くなるので、心理的には楽しかったが、体のことを考えると、歳をとって始めるとはこういうことなのか。。。と。
でも、好きなことを少しでもすることで、少しずつ、
自分の中にある不安がなくなればと、思った。

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