時間を超えてゆく
やあ、今日はきいろのユリさんといっしょだよ💛
なんだかね、調子のよくない人が多いみたいだね。ボクもだね。なにか重いし気分がおちつかないね。なるべくいっぱい眠るのが、いちばんいいよ。
ボクね、ずっと前に感じたことある、フシギな空気を思い出していたんだ。
それはね、ちょっと遠くの大きな神社さんにお参りに行った時なのさ。
大きなトリイをくぐってね、妖精さんが住んでそうな大きな木の横通ってね
お山を登っていく時は、木もれ陽や、草や苔や、木の根っこ、石畳に映る風に揺れる光を、見ながらゆっくり歩くのさ。
(左は農業高校さんのボカシ肥料だよ🌱、先週買ったんだ🐸)
それから大きいとこ2つ、小さいとこいくつかお参りしてね、またゆっくりおりてって、大きなトリイを出たとこで、ふりかえるんだ。
その時なんだよ。
わかんないけど10秒くらいかな。時間が止まったのさ。白いんだ。そしてとってもしずかだった。人もいない、鳥の声も風の音もない。
それからじわっともどっていって、向こうに人が来るのが見えた。
音。風や、熱や、いつもはっきりとは聞こえてない音の全体の感じというのかな、それがゆっくり、もとにもどっていく。
とてもフシギな感覚だったよ。
そのあとたまに、その辺を自転車で走ってても、家にいる時も、そんな感じがすることがあった。
今もあるんだと思う。そのことをとくべつに感じなくなったのかな。
そうだね。
もどっていく時の感じというのは、日蝕が終わっていく時の空気によく似ていたよ。
日蝕の時って、とてもしずかだよね。ボクはあの空気が好きだよ。
セミや鳥の声も止まって、空気がひんやりして、なんだか宇宙が近くなった気がするのかな。
それは、死にも近いのかもしれないね。
でもまた光がさして、明るくあたかく、にぎやかになっていく。
自然のことなんだ。
今のこの、重くざわっとギシギシとした世界は、ほんとの世界ではないんだよ。
その外に、大きな大きなほんとの世界があることに、気づいていく。それを感じていく。そこに大きな自然なほんとの自分が、ちゃんといるんだよ。
ずっとわからなかったのは、なぜトリイから出た時だったのかというとこ。
でも今はわかるよ。
それなんだ。
そんなふうに、出れるんだよ。
とらわれから抜けやすい場、機会ってあるんだ。
いろんなメッセージが飛んでいる。
もし今何かに違和感を感じるのなら、無視したり自分で否定したりしなくていい。
わからなくても、何もできないと思っても、グチャグチャでヘトヘトでも
この、ジカンとカタチの世界に沈んでしまわないで
ワラでもつかんでいよう。きっとそれはつながって、ワラ舟になるよ。
◇ ◇ ◇
カエルちゃん、何を話し始めるか全然わかんないですね。
いや私もけっこうヘトヘトなんですよね。カエルちゃんありがとう🍈