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ルーマニア旅行

こんにちはKotaです。
最近毎週のようにダブリン外へ旅行してますが、今回も土日を使ってルーマニアへ行ってきました。

ルーマニアの首都ブカレストはダブリンから直通で4時間くらいのフライトで到着します。エアリンガスとかは運航してないのでダブリンからブカレストへ直行で行きたいのであればライアン一択です。今までライアンを使ったのは1-2時間くらいのフライトだったので倍の時間のフライトで大丈夫なのかと身構えてましたが、午前5時の便だったこともあり機内でよく寝つけました。

午前5時台のライアンの便は満席でした

今回同行したのは自分以外は中国人だったのですが、日本国籍の自分が入国審査で「Where are you from? 」「I'm from Dublin, Ireland.」「Welcome!」だけのやり取りで通過したに対して中国の方々は一人一人厳重に質問されたらしくて入国審査だけで30分くらい要しました。

入国審査終わったら家庭用エアコンが出迎えてくれました。
空港にはミニカジノもあります

空港から市街地へは電車もあるのですが、バスが頻繁に出ていてクレカのタッチ決済で支払うことができます、料金が3レイ(€0.6)と空港アクセスにしてはかなり破格の値段です。


外資の看板とそれを載せている建物のギャップがすごいです。

バスから市街地を眺めていたのですが、元共産主義らしい集合住宅やらが密集していました。道はだいぶ古くてあんまり舗装していないのかなと感じました。


議事堂宮殿は外だけ見回りました。

旧市街が目的地だったのですが、近くにある議事堂宮殿にもいきました。内部の見学には予約が電話で必要で、事前に問い合わせたところ平日しか開いてないとのこと。周りに多くの観光客がいて、自分も3回くらい写真を撮るのを頼まれました。


旧市街はヨーロッパらしい景色が広がっていました。東欧のパリという名にふさわしい景色が広がってましたが、道の舗装がやっぱりイマイチでだいぶ歩きづらいです。


ルーマニア名物ソーセージ
パンの中にスープがある料理は東欧では共通なのですかね

旧市街は、観光客向けって感じでだいたい皆さん英語が喋れて、呼び込みが歌舞伎町とか栄レベルですごかったです。

2日目はバスツアーでペレシュ城とかいわゆるドラキュラ城をめぐるツアーに参加してました。
ペレス宮殿は外装は工事中だったのですが、内装はきらびやかで素敵でした。あんまり裕福な国じゃないのにすごくお金かけてるんだろうなと思ったのですが、やはり国民の不満が強かったとのこと。

ペレス城は2025年に外装工事が終了するらしいです。


よく見ると本物の本と偽物の本が混在してますが、偽物の本は隠し扉とのこと



ドラキュラ城と呼ばれるブラン城ですが、ペレシュ城と比べてだいぶ質素でした。しかし、歴史的には800年近く維持されており増改築を繰り返してなかなか独特な作りになってました。少し前に内装の家具の一部がIKEAから取り寄せたものだったことが発覚して大騒ぎになったとのこと。ってか吸血鬼ドラキュラ自体アイルランド人の作家の作品で本当にブラン城がドラキュラのモデルなのか不明で、ブラン城を管理している一家が観光目的でそういった宣伝をしてるのではないかとガイドさんは言ってました。



なかなかいい外装のアングルがなかったのは心残り


と、ここで、ガイドさん曰く帰り道の高速道路が事故が起きたせいで通常2時間かかる帰りが5時間かかるかもというアナウンスがありました。自分たち含めて何組かは帰りの飛行機が間に合わないということで、電車の駅の近くで10人くらいおろしてもらい電車で帰ることに。電車が1時間遅れだったりとか電車のチケットの乗り方が同じ路線でも運行業者によって違ったり、電車の扉が手動でしか開かない(大正時代かな?)とか様々な面白ハプニングがありましたが何とか時間通りに空港に到着し、無事帰ることができました。諦めないことって大事ですね。

ルーマニアは2007年にEUに加盟しましたが、旧共産国ということもあり街の雰囲気とかはほかのヨーロッパの国とだいぶ異なるものでした。10年前にロシアに行ったことがあるのですがそれに近いですね。
カードが使えないところが多いって事前情報により現金を用意しましたが、一人@500レイ(€100くらい)でした。
旧市街のレストランは地元からすると高いみたいですが、ダブリンと比べると半額で楽しめます。
東欧の国々は街の見た目がきれいで料理が安いって特徴があるので次はハンガリーあたり行ってみたいですね。


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