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慶州李氏

日本の戸籍簿と韓国の戸籍簿。
統治していたからかもしれないけど、形式がほぼ同じ。

本籍地があり、戸主(筆頭者)の名前、家族の名前。
それぞれの名前の横には両親の名前と生年月日。

一つ違うところがある。

「本貫」の欄がある。

朝鮮半島(朝鮮語: 본관(ポングワン))では、本貫は、個人の戸籍の所在地の意味を離れ、氏族集団(宗族)の始祖の発祥地として使用された。とくに大韓民国では現在も家族制度上大きな意味を持つ。
(ウィキペディアより)

本貫の欄には「慶州」と書かれていた。
つまり「慶州李氏」ということだ。

私が大好きな慶州😍

それだけでワクワクした。

ネットで、本貫や慶州李氏を調べてもよくわからない。
慶州李氏な中でもいくつにも分かれているのはわかった。

族簿というものもネットで見た。
わかるわけがない(笑)

なーんか、手がかりとかないんかなぁ…

何もない。

NAVERマップで見てみた。

すごい田舎だ。
これまた、何もない…

それでも住所を検索していたら、あるデータに引っかかる。

ハングルの記事の自動翻訳なので意味はわかりにくいが
どうやら不動産手続きをした、らしい。

名義変更のようなことが書かれていた。

つまり、この土地には祖父の兄家族はいないのだろう。

ひたすら、ネットで検索する日々。

「その昔、苗字を持たなかった農民が戸籍制度ができて苗字ができた時に、適当に本貫を決めた人もいる。」

そんな記事を読んだ。

…慶州李氏は嘘かも?

ホントであってほしいなぁ。
こんなにわけわからんけど慶州好きなのは何かDNAレベルで反応してるんちゃうかなぁ〜

そして、戸籍簿は(正確には除籍簿だけど)
見れば見るほど、謎が多かった。

祖父と祖母は確かに「婚姻」の届けが出ていた。

それは第一子である長男(私の母の長兄)が生まれたあと。
そして、正式に夫婦となってから生まれたのが次男(母の次兄)

そして、なぜか⁇
そのあと、協議離婚している。

で、またまたなぜか⁇

そのあとで、母とその妹が生まれていた。

でも祖父の死亡届を出したのは祖母になっていた。
ただし「同居人」として。

え?離婚?
でも子供できた?
一緒に住んでた?

意味わからーーん!

これはもう誰かに聞いてみた方がいいんじゃないか?

母に聞くことができないので
母の次兄である叔父のところへ行くことにした。

叔父は奥さんも息子も亡くし
一人暮らし。
近所に住む妹である叔母が面倒を見ていた。

「最近ボケてきた」と聞いていたので、話は無理かもしれない…

そう思いながら、叔父を訪ねた。

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