マガジン

  • 好きで満たしてく(毎週更新)

    毎週日曜日に一週間の振り返りとして更新する写真日記です

  • 日記(中3秋から高1秋まで!)

    感じたことや行った場所など

  • 本の記録

    私が読んだ本の記録です。

  • 自由詩

    まだまだ手探りです

  • 音楽のおはなし

    音楽にそこまで詳しいわけでもない私が音楽について語っています

最近の記事

#7 ランゲルハンス島の午後

私の住んでいる町の最寄駅には、そこから自由に本を借りて良いという本棚がある。私はヘビーユーザーというわけではないのだけれど、たまに覗くと、あれ?こんな本あったっけ?増えてる?となるので、きっと誰かがこっそり本を入れてくれているのだろう。 電車が来るまで少し時間があったから、村上春樹、置いてないかなぁと、ちょっとした思いつきで探していたところ、村上春樹のエッセイが三冊。一番薄くて、絵が素敵な「ランゲルハンス島の午後」を手に取った。ハワイあたりの島の優雅なゆっくりとした時間を感

    • #6 クリスマスソング

      12月15日 クリスマスソングってなんでこんなにときめくんだろう。と、ラジオからクリスマスソングが流れてきた時に思った。それを母に言ったところ、良いクリスマスソングだけが残るからなんじゃない?って。たしかに、毎年たくさんのミュージシャンがクリスマスソングを歌っている。それで生き残ってくものって、きっとずっとたくさんの人の心をときめかせ続けたってことなんだろうな。と思う。 そういえばいつのまにかクリスマス10日前だ。ほんの数年前まで、クリスマスまで毎日カレンダーを眺めて楽しみ

      • #05 首都高とねじまき鳥

        特大遅刻で先週分の日記を書く。今更だけど、せっかく好きで満たしたくってタイトルで日記書いてるんだから、好きなものをタイトルにすれば良かったって今更きづいちゃった、まあいいや〜これからそうしてけば。今日(11/29水)の占いが、新しいことをやるといいことがある!みたいな感じだったので、水曜日に書くの新鮮でいいね、タイトル決めやすくなっていいね、みたいに思おう。 11月25日(土)小さい頃から首都高が好きだった。旅行中は映画を観ていることが多かったけれど、車で旅行した時は、「あ

        • 04/月曜日ー(マイナス)5時

          11月19日 毎週、日曜日の午後は、月曜日の憂鬱が前倒しでやってきて、だらだらと時間を浪費してしまう。私は、なんとなくいやだな、やりたくないな、ということがあると、ぼーっとしてしまったり、3分でできることを30分かけてしまう、みたいな癖があるのだけれど、日曜日の午後、特に19時以降は、最近は本当にダメだ。昔は日曜日の最後の最後まで休日として満喫できていた気がするけど、それができなくなってしまったのはなぜなのだろう。学校、行ってしまえば楽しいんだけどな。毎週末、楽しい予定が入っ

        マガジン

        • 好きで満たしてく(毎週更新)
          7本
        • 日記(中3秋から高1秋まで!)
          11本
        • 本の記録
          2本
        • 自由詩
          1本
        • 音楽のおはなし
          1本

        記事

          03/月のおわりとはじまり

          10/30 なんか沈んでた日。心の中は悲しいのに、周りを盛り上げるために楽しく振る舞っていて、周りが楽しくなさそうになってると、温度差の二重構造になんだがおかしくなってくる。いつもは電車に乗っている時間を小説を読む時間にしているのだけど、最近コード理論の勉強の時間にしてたから小説を読んでいなくて、現実逃避が足りてない気がする。だんだん視野狭くなっちゃう。 なんだかいろいろもやもやとしたことが多かった。些細なもやもやが重なって特大もやもやだった。でも、こういう日は小説とか短歌

          03/月のおわりとはじまり

          02/いろいろ始めた

          10月23日 suiuを始めた、tumblrも始めた(こっちは登録して気になる方をフォローしただけだけど)suiu、素敵な写真とお気に入りを保存できるという機能、いいなと思った、これから気ままに使っていこうかなと。自由律俳句すごく興味が湧いた。このサイトを知るまで触れたことがなかったのだけれど。そういう、触れたことのなかったちょっと似た分野に触れやすい環境になるsuiuとてもいいサイトだなぁと思った。 10月24日 寝なさいって延々と叱られ続ける夢を見た日。寝た気がしな

          02/いろいろ始めた

          01/中間考査と主人公とおいしいもの

          10月16日 明日からテストということでたぶん一応ちゃんと勉強してたんだろう。日記の記述が、「貫之、最後に奥さんと静かに悲しみを共有するの、いいな」というなんともあほっぽくてぺらぺらな感想のみ…そうだ、この日の授業で土佐日記の帰京をやったんだった。他のクラスの友達に、帰京めっちゃえもだったわ!と感動しながらラインして、まだ授業で扱ってないからネタバレしないでよ!!!って帰って来たんだった。 10月17日 中間考査一日目、(どんな結果だったけ、今(22日21時15分)とな

          01/中間考査と主人公とおいしいもの

          夏の旅行、仙台、松島、平泉【後編】

          旅の一日目のnoteはこちらから 二日目の初まりは松島の島々を望むフェリーから。人生初フェリーだったのだけれど、冗談抜きで出発五秒後くらいから酔ってしまった。 フェリーを降りると、酔いと暑さのダブルパンチで、へとへとになりつつ、それでも、私持ち前の謎体力で乗り切り、散歩した。 それから、円通院へ。数珠づくり、楽しくて一時間くらい時間をかけてしまった。リバーシブルみたいになってるのがこだわりポイント。 それから、ガイドのおじいさんのお話をじっくり聞いた。すごくお話の旨い

          夏の旅行、仙台、松島、平泉【後編】

          夏の旅行、仙台、松島、平泉【前編】

           八月の終わり、松島と平泉へ行った。一年ぶりの家族旅行。そもそも、家族三人で出かけるというのが久しぶりだった。前日まで部活があったので、パッキングはぎりぎり。当日朝に急いで洋服を決めて、ばたばたと車に乗り込んだ。  長い移動時間、私は旅行中基本的に映画かドラマを見ることが習慣になっていて、これも、旅行の楽しみのうちの一つである。今回の旅では、「カルテット」を見ていた。脚本が本当に素晴らしくて、(もちろん俳優さん方の演技も素晴らしいのだが)ドはまりしてしまった。冬の軽井沢に行き

          夏の旅行、仙台、松島、平泉【前編】

          一気読みの毒と心地よさ

          外を歩けば、秋風が気持ちよいらしい。らしいっていうのは、私がここ一週間引きこもり生活をしてたからだ。部活の大会、文化祭、バンドの初ステージ等、特大イベントを乗り越えて、その勢いでだだだだだーっと坂道駆け下りて体調最悪沼に落ちてっちゃった感じ。お腹がすくまで読書して映画見て音楽聞いて本読んで、ご飯食べて寝て、また読書、映画、音楽。みたいな生活を一週間続けていた。 そういえば最近、小説一気読みをしてなかったな、と思いだした。小説一気読み、と、毎日ちょっとずつ読む、はどちらも違う

          一気読みの毒と心地よさ

          「見つけるモード」で町を歩く

          たまたまツイッターで見つけたブログで、いいな~というブログがあったので、今回はそれを紹介します! このブログを書かれている方は、高崎で小さな本屋を営まれている方で、来たお客さんには高崎のおもしろさを伝えるために、自身で作ったマップを渡しているのだそう。もともと高崎で育って、大学進学を機に上京、それから会社員として働いたりデザイン学校で勉強したりしてから、浜松へ転勤。 その発想から始まり、高崎で本屋を構えることに至ったという。この記事には、その過程や高崎の魅力がたくさん書か

          「見つけるモード」で町を歩く

          思春期だった二年前のこと

           今から二年前、中学二年生の夏頃、思い返すと絶賛思春期で、恵まれた環境にいたにも関わらず、なぜか底なし沼にはまって苦しんでいたなあと思う。その沼から抜け出せたのは、環境的要因というよりは、自分の考え方がだんだんと変わっていって、自ら身を置く環境を選べるようになったり、他者からどう見られたいか考えられるようになったり、という、自分の成長が要因だろう。時間が解決してくれる、というやつだ。まだその頃の気持ちが新鮮なうちに…と思って詩を書いた。 https://note.com/l

          思春期だった二年前のこと

          少女たちの通過儀礼(自由詩)

          今日はお祭りの日。少女たちが大人になる日。男の子は自分で大人にならなくてはいけないから大変だよね、という話は誰もがしているんだろう。夏、秋、冬、春きっちり指を折って数えて、15回。私たちは生と死の隣で息を止めないだけでよかった。私たちは16回目の夏を迎えるための儀式を受ける。 儀式の場は、この島の真ん中、つまりこの島の一番高いところにある。この島ははじからはじまで歩くのに、ちょうどアイスクリームが溶けきるくらいの時間しかかからない。といっても、私はアイスクリームを食べたことが

          少女たちの通過儀礼(自由詩)

          夏120%の邦ロック

           去年ってなんであんなに時間がゆっくり進んだんだろうね、と、部活の先輩と話した。今年は去年に比べて、信じられないくらいあっという間である。去年は隅から隅までじっくり見澄ませていたはずの日常というページが、風に吹かれて勝手にめくられていく。あれ、昨日ってどんな日だった?となってしまう。切なくなるから、去年の今頃、窓辺で夜風の香りに包まれながら綴った日記をめくれない。15歳の夏は最強だったな。  そんなあわただしい毎日が日常になってしまって、いつのまにか七月も下旬。七夕とか、忘

          夏120%の邦ロック

          はじめての下北沢、劇場、本屋、カレー

           初めての下北沢だった。都民ではない高校生二人にとって、下北沢は映画や小説に出てくるファンタジーの世界と同じような場所である。だから、改札を出てまず、ルリ子ちゃんと顔を合わせて二人で感動した。午前11時、開演までにはまだ時間があったからまず、カレーを食べに行く。カレー屋までは5分もかからなかったのに、歩いているだけで楽しいね、とちょっと大人ぶったセリフを言ってみた。  食券を買い、こじんまりとした店内に入っていく。お店のオリジナルTシャツを着た店員さんが三人。私は野菜カレー

          はじめての下北沢、劇場、本屋、カレー

          学級通信、平日の過ごし方、将来の夢

           こんばんは。月瀬理依です。先日、文学部に入部しました!今日は、高校生活に関することを書きたいと思います。私のクラスの学級通信は、クラスメイトが交代でお題の内容を入れつつ自由な文章を書くというシステムで発行されています。ついに私の番が回ってきて、その原稿をちょっと頑張ってみようと思って書いてみたら、自分好みな文章ができたので、それをほぼそのまま載せようと思います。お題は、名前と住んでいる町を書くことと、将来の夢か平日の過ごし方かもしくはどちらも両方書くことでした。※個人情報に

          学級通信、平日の過ごし方、将来の夢