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鍼が無理な人には優しいお灸で治療します
こんにちは。「ファン鍼灸院」でのビックリ、嬉しい、楽しい、幸せな治療例をお届けしている、【ばぁばは鍼灸師】のファンです。
今回は、「夜中に叫ぶぐらい背中が痛い」と来院された【Nさん】です。
1.Nさんの治療を始めてみた
辛い症状や体全体の様子や調子をお聴きした後、体全体の気、血、水の巡りが良くなるように【鍉鍼 ていしん】で治療を始めました。
【鍉鍼 ていしん】体に刺入しない太い鍼です。優しく接触しながら刺激を与え治療します。
⒉治療を始めたところ鍼が打てない
次に、足から緩めていこうと【崑崙 こんろん】に指の腹で優しく探りながら打つポイントを見つけました。
【崑崙 こんろん】外くるぶしとアキレス腱の間の凹んだところ
ばぁば:はい、息を吸ってぇ~、吐いて
と言ってから、トン!と軽く鍼を打ちました。
Nさん:痛ぁ~い!痛いですぅ。
ばぁば:抜きましたよ。
【痛点】に当たったのかな。
皮膚の上にほんの少ししかに入ってないですよ。
【痛点】皮膚上にある痛みを感じる点。
皮膚面全体に沢山ある。
Nさん:まだ入ってる。痛いです。
ばぁば:いいえ、もう抜きましたよ。
Nさん:まだ足に鍼が入ってるように痛いです。
⒊優しいお灸に切り替えて治療
それを聞いて、私はすぐに。
ばぁば:分かりました。
もう鍼はしません。
優しいお灸で治療していきますね。
そして、足から膝、腰、辛い左の背中へと【知熱灸】をしていきました。
【知熱灸】皮膚上に小さく三角形に丸めたお灸を置き、火をつけて熱く感じたら取り除ことで症状を改善させる優しいお灸
⒋Nさんは何故鍼が打てないのか
お灸をしながら、Nさんの体のことを色々お聴きしていると。
Nさん:あ~そう言えば小学生の時に、キリを触ってて左眼に突き刺さり失明しました。
(それやぁ!それやんか!だから、鍼が打てないんや!)と合点がいきました。
5.凄く痛い経験をすると鍼は無理 そんな時には優しいお灸
今までにも、鍼灸院に来院されたのに鍼が出来ない人達がいました。
その人達に共通しているのは、とても痛いことを経験しているということです。
私はそんな場合には、すぐに【知熱灸】での治療に切り替えます。
無理に痛い鍼で我慢して治療するよりも、優しい気持ちいい安心して受けられるお灸の方が、ずっと治療効果が高いと考えるからです。
現に、優しいお灸だけで症状が改善した方は沢山いらっしゃいます。
鍼灸治療がどれだけ素晴らしい治療法であろうとも、人それぞれです。
その人、その人のその時、その時に合わせた治療をしていきたいです。
Nさん:なんかしら凄く楽になりました。
又越させてもらいます。
ばぁば:どうぞお気を付けて
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