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脊椎管狭窄症でボルトを入れて腰の曲げ伸ばしができない【前編】

こんにちは。「ファン鍼灸院」でのビックリ、嬉しい、楽しい、幸せな治療例をお届けしている【ばぁばは鍼灸師】のファンです。

今回は、腰椎脊椎管狭窄症でボルトを入れる手術を受けたが腰の曲げ伸ばしができずに日常生活で不自由を感じておられる症例の【前編】です。

【信二さん     71歳      会社員】



1.信二さんの腰の状態

信二さん:こちらで鍼灸治療を受けて腰がすごく楽になったという知り合いのMさんに聞いて来ました。

ばぁば:Mさんには熱いお灸をいっぱいしたんですけど、その事はお聞きになられました?

信二さん: はい、覚悟してきました。
Mさんの様子が見るからに元気になってたので。

ばぁば:どうされましたか?

信二さん:腰が痛くて病院で脊椎管狭窄症になってると言われて。
1ヵ月前にボルトで固定する手術を受けて痛みはなくなったけれど、どうも何をするにも腰が固くなりすぎてて、靴下や靴を履くのも不自由してます。

⒉脊椎管狭窄症の手術後の固くなってる腰の鍼灸治療〔1〕

腰以外にも全身に様々な症状をお持ちの信二さんです。
まず、信二さんの全身の気、血、水の巡りを改善させ、自然治癒力や免疫力、自己回復力を高めるようにしました。
次に、足裏を細かく触診してみると圧痛点がいっぱいありました。 その圧痛点にもぐさの熱が浸透するまで透熱灸をしました。

【透熱灸】皮膚上に小さく捻ったもぐさを置き火をつけて、もぐさの薬効と熱を深部まで浸透させて症状を改善させるお灸

断裂したことがあるという左のアキレス腱には知熱灸をしました。

【知熱灸】皮膚上に1センチ大のお灸を置き火をつけて熱く感じたら取り除く優しいお灸

手術した腰周りには、知熱灸をしました。
辛いと訴える他の症状に対しても鍼治療をしました。

⒊脊椎管狭窄症の手術後の固くなってる腰の鍼灸治療〔2〕

1回目にした治療を2週間後の2回目にも同じようにしました。

ー3回目(2週間後)ー

ばぁば:腰には熱いお灸をしたいんですけど、次に病院に行った時にお灸痕を見てお医者さんが嫌がりはるよね。
皆んな熱いお灸がいいと分かっていても、お灸痕を見たお医者さんに嫌がられたり、お灸しても良くならないって言われるから熱いお灸をしたいけど我慢されるんですよ。

信二さん:言われても大丈夫です。
それに僕のお医者さんはそんなことは言わないと思います。
熱いお灸をして下さい。
良くなる方がいいです。

ということで、腰椎4番と5番、仙椎の1番と2番の椎間とその左右の反応点に透熱灸をしました。
お灸が深部まで浸透しにくいところには熱が浸透するまで重ねてしました。

信二さん:腰が柔らかくなったなあ。
少し曲げられるようになったなあ。

ー4回目(3週間後)ー

全身治療と共に、腰には前回と同じように透熱灸をしました。
今回は左臀部に動くと違和感があると仰るので、股関節周りや大腿を緩める鍼をしました。

ばぁば:これでどうでしょう。
動かしてみて下さい。

信二さん:腰が伸びましたなあ。こんな風に反らせられるのは久しぶりだなあ。
うわぁっ!手が足下につき始めてる。
靴下を履くの楽だなあ。

ー帰りがけにー

信二さん:腰を曲げて靴が履けます。
お灸って凄いですなあ。

【後編】に続く


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