見えづらい困りごとを持つ人がウェブサイトを見るときにしている工夫【メルマガアーカイブ】
Ledesoneではメルマガを通じて様々な取り組みを配信しています。今回は2024年6月25日に配信した内容をお届けします。
こんにちは、合同会社LedesoneのTenです。
世界で最もウェブアクセシビリティについての取り組みがされている国の一つ、イギリスでは、内務省がウェブアクセシビリティの「アクセシビリティのためのデザイン(すること/しないこと)ポスター」を公開しています。
さまざまな人が見やすいウェブサイトをつくるために、どのような点に注意してデザインするべきかがわかりやすく表記されています。
今回は実際にウェブサイトの見えづらさを感じる人たちが、ウェブアクセシビリティが整備されていないサイトを見る時に、どのような工夫をされているのかをご紹介します!
◆読み上げツールの利用
視覚障害を持つ人だけでなく、識字障害や難読症の人にとっても読み上げツールは重要な道具です。しかし、識字障害をもつ当事者にとってはツールが読み上げる箇所を指定する必要があるため、文字認識を続けることに疲れてしまうという悩みも生じています。
◆フォントや行間を自分でカスタマイズする
文字のフォントや大きさ、行間の開き具合などによる読みやすさは、個人によって異なります。そこで、自分にとって読みやすい表になるようカスタマイズできるアプリを利用されている方もいます。
ここでは実際にどのように利用しているのかの実践動画をご紹介します。
しかし、このようなツールはまだまだ少ないのが現状です。
Ledesoneではウェブアクセシビリティの改善と合わせて、インクルーシブデザインの観点から新たな製品やサービスを開発するサポートにも力を入れていきたいと思い、活動しています。
2024年2月には株式会社電通デジタルの「ウェブアクセシビリティプロジェクト」の一環として「「周囲からは見えづらい困りごと」を知るー発達障害当事者をお迎えしての座談会ー」を開催し、当事者の声を元に実際のデザイン例を出しながらどういった形で困りごとが発生するのかなどを紹介しました。
これからも多くの企業や団体に当事者の声とウェブアクセシビリティの重要性を届けていきたいと考えております。
ご質問やご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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また、見えづらい違いを持つ当事者のアクセシビリティ上の困りごとについて、もっと詳しく知りたい方は下記から資料のダウンロードが可能です!
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次回のメルマガでは発達障害・精神疾患由来のゲームの困りごとについてご紹介します!
今後も、皆様に役立つ情報をお届けしてまいります。
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