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【第二回】喫茶店的カレーパンとは?

はじめに…
第一回のインディアン、
いただきましたアンケートのもと、
集計、考察を粛々と進めております。
正直、想定以上の
嬉しい反響でわたくし呆然としております。
本当にありがとうございます。
感謝に浸ってばかりもいられませんので、
脳をふりしぼって、
7月の早いうちに、こちらで公開すべく、
動いておりますゆえ、
今しばらくお時間を。

まもなく、7月を迎えます。
第二回です。
今回は『喫茶店的カレーパン』を
考えてみようと思います。
第一回アンケートでも
「これをお米とも食べてみたい」との声あり、
え、早くライスを、という強い気持ちも
重々存じております。
もう感づかれた方もいらっしゃると思いますが、
第三回の8月はライス、お米です。
喫茶店のカレーの可能性を探るということで、
どうか、もう一席おつきあいをば。

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さて…
若干、第一回アンケートの内容に
入ってしまいますが、
ちょっとびっくりしたこと。

・喫茶店のカレーは好きですか?

という問いに、
「好きです。」「大好きです!」という答えと
同じくらい多かったのが、
「おそらく食べたことがありません。」
「喫茶店で頂くことはあまりありませんが、
カレーはとても好きです。」
「特に意識したことがありません。」
「そういうジャンルがあるのですね。」
「喫茶店ではついスパゲッティや
グラタンを頼んでしまう。」など、
喫茶店におけるカレーの存在感を
あまり意識してない方が
多かったことに驚きました。

このあたりだと吉祥寺『くぐつ草』さん、
同じく吉祥寺『武蔵野文庫』さんなど、
カレーが名物となっている
素敵な喫茶店はとても多いと思うのですが、
誰しもカレーが主目的で
喫茶店に来るわけでなく、
喫茶店で過ごすことの延長線上、
あくまで食の一要素、
一選択肢として意識されてる方が多いのかな、
と感じました。

だとすると、
喫茶店で過ごす延長線上のカレーは、
主役になりすぎない、
専門店のカレーとは違う形、
さりげない形、なのではないか?と、
考えたのが今回です。

喫茶店で最も軽く、さりげない食事、
それは、パン、のような気がします。
フレンチトーストなど、
胃も心も幸せいっぱいになるような、
魅惑のパンメニューもありますが、
ちょっとだけ小腹がすいたなーなんて時は、
シンプルなトーストや、
サンドウィッチを考える方が
多いのではないでしょうか?

カレーとパン。
真っ直ぐに考えるとカレーパン。

日本では、カレーパンの他にも、
あんパンやメロンパンなど、
日本のパン屋さんたちの創意工夫の元、
様々な菓子パンや総菜パンが生まれました。
私、どれも大好きですけど、
日本人の味覚に合った
日本生まれ日本育ちのカレーパンを
喫茶店に寄り添う形でリデザインできないかな…
と試みたのが今回の
レキュム・デ・ジュール的
『インディアン・ムッシュ』です。

ベースにしたのは、
喫茶店のパンメニューの中核を担う、
クロックムッシュ。

クロック・ムッシュも
喫茶店ごとに自由度が高くて
個性がでて面白いメニューですよね。

ポイントは…

・喫茶店の飲み物に寄り添うような味覚になっているか?
・新しくも懐かしい、喫茶店を感じる味になっているか?
・クロックムッシュとカレー、どちらを感じるか?
・喫茶店の主食ではなく軽食感がでてるか?

などですが、
今回はオリジナルな部分が強いので、
どんな受け止め方をしていただけるのか、
未知数でちょっと怖さもあります。
ですが、
しっかりとこの度も考察いたしますので
遠慮のない率直なご意見を、
是非よろしくお願いいたします。

それでは、素敵な7月を迎えられますよう!






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