【第5回】喫茶店発、喫茶店行。
2018.10.4
オープン後となってしまいましたが、
ひっそりとあまり目立たぬよう、
はじめています。
まだ手探りの仮営業ですが、
前回告知の営業日、営業時間を
まずはしっかり休まず開けたいなと
思っております。
短い時間、
すでにご迷惑をおかけしておりますが、
必ず後々日時とものばします。
階段下に看板を幾つか出しておりますので、
それを目印に、
しばらくはよろしくお願いいたします。。
さて、今回のお話…
今はもうすっかり
目にする機会が減ってしまいましたが、
電車に乗るとき、バスに乗るとき、
何か乗り物に乗って出かけるときは、
切符というものがありました。
まだ私が小さかった頃、
駅で改札を通るときには、
駅員さんが改札鋏で、切符を切ってくれて、
これからどこかに連れて行ってもらえるんだ!とわくわくしていたのを覚えています。
切符には、旅がはじまる気配と、
非日常に誘う匂いのようなものがあります。
分館を作るにあたって、
喫茶店からはじまる、
ちいさな非日常の扉のような切符を
作りたいなと考えていました。
オープンには間に合いませんでしたが
私たちは乗継喫茶切符という
不思議なものを作りました。
本館と分館を結ぶ、切符のようなものです。
喫茶店発、喫茶店行、
その間にある、その街を歩く自由な時間、
例えば…仙川という街であれば
小気味の良いセレクションの古本屋さんで
未知なる本と出会ったり、
明日の朝食べる焼きたてのパンを買ったり、
とある建築家の建物巡りをしたり、
路地裏の猫の集会に挨拶したり、
ちいさく見える富士山にびっくりしたり…
もちろん、
コンビニに寄るような普通の時間も含めて、
どんな街にもある小さな日常が、
まるで小さな旅を過ごしたかような
感覚になればなという
レキュム・デ・ジュール、日々の泡からの
ひとつの提案です。
よかったら、お試しください。
もう少し落ち着いてから
はじめようかとおもいますが、
10月中にははじめたいとおもいます。
HP、店内でもタイミング告知しますが、
詳細は店員までお問い合わせください。
次は、11月ですかね。
『オレグラッセは水平線。』、
『紙と鉛筆と、頭の中。』、
もしくはその他のお話の予定。
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