営業の苦手意識がなくなる本 経験ゼロから20万件の電話営業でも心が折れず、3億円売った営業怪獣が伝授!
【書籍情報】
タイトル:営業の苦手意識がなくなる本 経験ゼロから20万件の電話営業でも心が折れず、3億円売った営業怪獣が伝授!
著者:浅川智仁
出版社:かんき出版
定価:1,650円(税込)
出版日:2023年10月18日
【なぜこの本を読むべきか】
「営業は大変で難しい仕事だ」
「営業で成功するには天性の資質が必要で、それは学びようがない」
営業に対するイメージを、このように思っている人は多い。
しかし、声を大にして伝えたい。
営業は、極めれば極めるほど、自分磨きになる仕事だということを。
本書は、営業におけるメンタル面の悩みに関する解決方法を紹介した一冊だ。
本書は以下のような方にオススメしたい。
営業が、「心のタフさを求められる仕事である」ということは、間違いのない事実だろう。
では、どうやって心のタフさを身につければいいのか。
さあ、今から見ていこう。
【著者紹介】
浅川智仁
1978年4月21日生まれ。早稲田大学卒。
ライフデザインパートナーズ株式会社代表取締役。
営業未経験ながら入社2年のスピードで年間トップセールスを獲得。
支店責任者としても、着任初月に対前月比230%の売上を実現。
他著書に『電話だけで3億円売った伝説のセールスマンが教える お金と心を動かす会話術』などがある。
【本書のキーポイント】
📖ポイント1
営業の質の高さは、数によってのみ生まれる。それは、メンタルを楽にすることにもつながっている。
📖ポイント2
多くの人が勘違いするが、結果が出るから状態が高いのではない。状態が高いから結果が出るのだ。
📖ポイント3
事実は1つでも、解釈は無限である。どのように解釈し、どの解釈を選ぶのか。あなたの選択によって、未来が変わっていく。
【1】営業は「数をこなす」ことで、メンタルが楽になる!
「営業でトップに立つ人」の共通点
著者は、営業の世界に飛び込んでから、毎日数多くの電話をかけていた。
1日最低でも300本、多ければ500本。
結果、入社12日目にして初契約に成功。
このとき、ある1つの仮説に体感として気づきはじめる。
その仮説を伝える前に、著者が入社して2ヶ月くらい経った頃の話をしよう。
隣の席の先輩が、「これまで営業成績トップに立った人たちの、1つの共通点」を教えてくれたときの話だ。
そして先輩は、トップセールスたちの名前を順に挙げていった。
著者は思う。
「それなら自分にもできる!」と。
先輩が例に挙げた人たちは、本当にモンスターのような営業だった。
彼らを見て、「どうしたらあんなに売れるの?」と思っていた著者にとって、暗闇の中で見つけた一筋の光。
顧客からメチャクチャに断られるということは、それだけの数、行動を起こしていることに他ならない。
ここで、著者が初契約に成功した日に見えてきた仮説を伝えよう。
実は、それも「営業においては、数をこなすことこそが成功するための最大の近道なのではないか?」ということだったのだ。
先輩の言葉は、その仮説を確信へと変えてくれた。
営業の質の高さは、圧倒的な数によってのみ生まれる!
数多くの成功を手に入れるには、やはり分母が大事なのだ。
まずは数!
まずは量!
そしてそれは、メンタルを楽にすることにもつながっていたのである。
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「数をこなすと決める」ことによる、すごいメリット
営業が「数をこなすと決めること」による、メンタル面での最大のメリット。
それは、断られても、落ち込まなくなる!
前項で伝えた、
を始めとし、かつての著者が「自分はこの会社の営業の中で、毎月、もっとも数多くお客様から断られるセールスになろう」と思ったように、あなたも同じ考えを持ったとしたら……。
顧客から断られるたびに、ガッツポーズをしてしまうのでは?
電話のガチャ切りなんて、「ラッキー!」と思えるのでは?
なにせ目標は、誰よりも数多く断られることなのだから。
まずは数と決めることで、「お断り=不快」という公式を、「お断り=快感」という公式に変えることができる。
余計な感情を入れず、淡々と数をこなすことには、こんなにも素敵なメリットが待っているのだ。
【2】「パフォーマンスの振れ幅」を知れば、不安にならない
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