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胡椒がないと生きていけない

砂を噛むような味気ない毎日だ。 
憲法の及ばない範疇なのをいいことにnoteをさぼり散らかしているのもそういう訳だ。
なんてゴミ屑のような人生だ、昔いた工場のゴミ箱には当て字で護美箱と書いてあってそれがまたえらく達者な筆文字だったものだがそれはさておき無聊とはこのことニャンね。
哲学も宗教も俺を救ってくれねえ。この底無しの悲しみは何に由来するものか。さとみ「え、最中?」マユカ「あたしはコナカって聞こえたなー。タクシーつかまんないね」
俺は考えた。そしてわかったんだ。胡椒がない所為だって。
厳密には胡椒挽きが壊れてしまって胡椒を捻り出すことができない。だから今小生、塩だけで生きている…あとナンプラー。
察しの良いレディースならばもうお分かりだろう、うち胡椒好きやねん。
あっちゅうまに壊れんさった胡椒挽きは800円だった。端数の金額は憶えてない、おおよそね。
800円ですぐ壊れるということはもっと高い胡椒挽きを買わないことには耐久性に期待ができないということだ。勘弁してほしい。こちとら300円の古本を買うかどうか一晩悩んで結局買わないくらいの生活困窮奴なのだ。
一層のこと金槌で胡椒粒を叩き割るというのはどうだろう。うーん、わからんけど危ないかも知らん。なんか鋭利な砕け方しそうだから。

寿命がのばせます。