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今日覚えたい文法

「姉が帰ったら電話するね。」

日本語にしてみましょう。
大切なことは「場面を想像して、それをフランス語で表現するということ」です。
日本語を一旦解くのです。

「どこ」
「二人の関係は」
「姉はどこに住んでいるのか」
「電話の相手は誰なのか」

まず未来のことなので「電話する」は未来形を選択するのが自然です。ただし、「姉が帰った後」ということは、次の未来ではなく、次の次の未来ですね。

時間の距離(近い遠い)は関係なく、原則的に次の次の未来は単純未来形を選択しましょう。

「電話する」は親しい間柄なのでしょうから、tutoiement にしておきます。

Je te téléphonerai / Je t'appellerai

帰ったらは確実な未来ですか?
それとも姉は不良で滅多に帰ってこない人なのでしょうか。
(この場合は、動詞は条件法単純形を選択しましょう)

いや、ちょっと待ってください。
姉が久しぶりに我が家や実家に遊びに来ていて、なかなか帰らなくて「早く帰らないかなぁ…」と思っているのでしょうか。

同居している姉の話をする場合は、動詞は revenir(または rentrer)を選択しましょう。話者に近づいてくるのですから、revenir ですよ。
遊びに来ている姉が帰る場合は、repartir がいいでしょうね。

Je t'appellerai quand …

「帰っら」に行為の完了を感じますよね。そんな時には動詞を複合形(être / avoir + 過去分詞)のすればいいのです。未来の話ですから、助動詞を単純未来形に活用させましょう。
ということは?

Je t'appellerai quand ma sœur sera revenue.
Je t'appellerai quand ma sœur sera repartie.

・参考
不良の姉が話題になっているときは、
Je t'appellerais si ma sœur revenait.
帰ってき「た」という時間を伝えたいのではなく、帰ってくる行為が達成されるだけで十分なので、複合形にする必要はありません。

作文とは、こんな風に場面を言葉に変えて伝えるのです。

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