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今日覚えたい発音

辞書にある [(ə)] 発音記号の謎

( )に入っているということは [ə] は発音したりしなかったり、ということです。

一つの結論は「どっちでも構いません」。
発音してもしなくても全体の解釈に違いは生まれないのです。

もう少し詳しく解説します。

demain [d(ə)mε̃] を例に取りましょう。

この語を単独で発音するときは、原則的に [ə] を [ø] のように、唇を丸めて前に突き出して発音します。
demain が de/main と2音節で発音されるということです。

Denis ! Regarde ! 
De/nis ! Re/garde ! と4音節(2音節x2)で発音されます。

これらの語の直前に母音が入ると、語頭の子音はその母音とくっついて [ə] は発音されません。

A demain ! [a dmε̃]

C'est qui ?
- C'est Denis.
[sɛ d(ə)ni] →  [sɛ dni]

Tu regardes qui Denis ?
[ty r(ə)gard ki d(ə)ni] → [ty rgard ki dni]

ただしこのルールは北フランスで有効で、南に行けば行くほど発音する人が増えてきます。

場面により発音されたり発音されなかったり。
北では発音されず、南で発音される。

もう一度言います「どっちでも構いません」。
発音してもしなくても全体の解釈に違いは生まれないのです。

[(ə)] は発音しなくてもいいのです。
だから [ə] は発音練習しないのです。

ご参考まで


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