
今日覚えたい定義
「リエゾン」ってどういう音声現象?
(Kotaのコメントからヒントを得た記事です。)
C'est ͜ un grand ͜ acteur qui a vingt neuf ͜ ans.
Quand ͜ est-ce que le premier ͜ évènement commence ?
- À dix ͜ heures vingt-͜ et-une.
͜ をつけた音のつながりは全て、一般的に「リエゾン」と呼ばれている音声現象です。
「リエゾン」とはどう定義すればいいのでしょうか。
ある単語が母音で始まるとき、直前の語の単独では発音しない最後の子音字から類推される子音を発音することで、子音+母音という流れを作り、一つの音節を構成する現象。
どうだろうか?
ちょっと違うな。
neuf や dix は単独では別の音 [nœf] や [dis] と発音しているので「単独では発音しない」というのは間違っている。
ある単語が母音で始まるとき、直前の語の単独では発音しない(または別の子音で発音されている)最後の子音字から類推される子音を発音することで、子音+母音という流れを作り、一つの音節を構成する現象。
これでどうだろう。
まだだめだ。
「(または別の子音で発音されている)最後の子音字から類推される」
説明になっていない。
ある単語が母音で始まるとき、直前の語の単独では発音しない(または別の子音で発音されている)最後の子音字を、一定のルールに従い子音を発音することで、子音+母音という流れを作り、一つの音節を構成する現象。
大丈夫な気がするけど、これじゃあ学習者にわからないように書いているようなものですね。
具体的に書く必要がありそうです。
「一定のルールに従い子音を発音する」
s, x → [z]
trois ans, dix ans
t, d → [t]
grand hôtel, prêt-à-porter
n → [n]
mon ami
ただし、bon 及び [ɛ̃] で終わる形容詞には別のルールが存在する
f → [v]
ただし neuf heures, neuf ans(neuf hommes)のみ
r → [r]
premier étage, dernier amour
g → [k]
Bourg-en-Bresse
現代フランス語では、ほぼ忘れ去られてリエゾンと言って問題はない。
なるほど確かに言語化してみて、学習者にとってはややこしいことが再認識できました。
ご参考まで