今日覚えたい文法
定冠詞・不定冠詞・部分冠詞
冠詞は皆さんの頭の中にある景色・映像を言語化しているものなのです。
Je voudrais visiter la France.
(あの、みんなが話題にしている、ヨーロッパにある、いつもテレビで見る、ずっと憧れの…)
フランスが見たいなぁ。
Je voudrais voir une France encore plus belle.
(これでも十分きれいなんだけど、もう少し美しい、今とは違った側面の)
フランスが見たいなぁ。
Je vois que ta sœur aime vraiment la France. Elle a toujours de la France sur elle.
なにかフランスぽいもの、フランスを連想させるもの、フランスにつながるなにかを身に着けているね。
On a le soleil ce matin.
いつも雲に隠れているけど、今朝は太陽が見えるね。
On a du soleil ce matin.
いつもは曇っているけど、今朝は太陽の光がみえるね。
(=晴れている)
Cet après-midi, on aura un soleil de plomb.
今日の午後は、極めて強い日差しが降り注ぐでしょう。
どんなものにも冠詞は付きます。
その冠詞は場面に応じて、クルクルと変わるのです。
「この名詞にはこのこの冠詞がつく」なんてルールはありません。
魚がある
魚がいる
車がある
車がいる
(使い分けはご自分で考えてみましょう、ネイティブなんですから)
場面に応じて、日本語だってクルクルといろいろ変わるのです。
生きた言語なので、当然のことですね。
ご参考まで