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今日覚えたい文法

寒い、ちょっと寒い、そんなに寒くない、とても寒い、全然寒くない

今日は寒いですね。
Il fait froid aujourd'hui.

今日はちょっと寒いですね。
IL fait un peu froid.

今日は寒くないですよ。
Il ne fait pas froid aujourd’hui.

(テレビで言っているほど)そんなに寒くないですね。

では、フランス語にしてみましょう。
ちゃんと「テレビで言っているほどは」という前提を感じさせるフランス語を考えてください。

では1分待ちます。
↓ ↓ ↓ ↓

さて、書けましたか。

Il ne fait pas très froid.
う〜ん、「あまり寒くない」と言っているだけで単なる個人の感想になっていますよ。「どの程度」寒くないかを伝えなければいけないのです。

したがって最大限に個人的な感想を伝える vraiment も使えません。

Il ne fait pas vraiment froid.
本当に寒いとはいい難い(≒あまり寒くない)。
Il ne fait vraiment pas froid.
本当に寒くない(≒全然寒さを感じない)。

こんな時には、程度を伝える副詞 "si" を使います。
si を使う時には、脳内に「あれほど」という程度の基準があるのです。

ふらんすでビッグマックって 6,9 euros するところもあるんだよ。
Il y a en France des McDo où un Big Mac est vendu à 6,9 euros.
そんなに高いの!?
C'est si cher que ça !

明日パリはたった1度なんだって。
A Paris, il ne fera qu'1 degré demain.
そんなに寒いの!?
Il fait si froid que ça !

もうおわかりですね。

(テレビで言っているほどそんなに寒くないですね。
Il ne fait pas si froid que ça…

「si 形容詞や副詞 que 程度」
こういう構文です。

構文を覚えるって、すなわち正しく伝えられる、正しく話せるということと無関係ではありません。
言い換えると、単語を並べて通じているのは、相手の想像力に頼っているのです。相手が想像力が低い人だと、何も通じませんよ。

今日は
Il ne fait pas si froid que ça !(そんなに寒くないよ)
覚えてみませんか?

ご参考まで

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