今日覚えたい文法
「今日友だちが60歳になりました!」
おめでとう👏🎈🍷🍺
フランス語では(例えば)こんなふうに表現できます。
J'ai une amie qui a eu 60 ans aujourd'hui.
おそらく皆さんが疑問を抱くとすれば、以下の2点ではないでしょうか?
友だちが主語なのにどうして "je" があるの? Une amie が主語じゃダメなの?
「60歳になる」だから devenir が良さそうだけど?
では解説をしていきましょう!
フランス語においては、主語は「話題」なのです。話題が急に読者が知らない人に変わったら話が飛躍しすぎているので、一旦話者のテリトリーに読み手を惹きこむのです。「友たちがぼくにはいてね」と初登場の友だちを話に導入するのです。
未知の情報(友だち)導入(紹介)したあとは、その後に関係代名詞を使い説明を加えるという訳です。動詞 devenir は時間や努力を経て「〜になる」のです。しかもなることができるものは、être の後に使える「職業を表す名詞と形容詞」だけなのです。
Ma fille aînée est devenue médecin.
長女は医者になった。
T'es devenu célèbre !
有名になったね。
年齢を表すときに使われる動詞は avoir だけなのです。その avoir を直説法現在形で使えば「今現在」の年齢を伝えることができるし、半過去形で使えば「その時」の年齢を伝えることができるし、複合過去形は変化や行動を表すので「〇〇歳になった」という年齢の変化を伝えるのです。(もちろん複合過去形で表現されたことは「今」とつながってるので、暗に「今もそうです」と感じられます。
Une ami est devenue 60 ans.
通じるかなぁ…
よくわかりません。
ご参考まで
Yちゃんとドラミちゃん、おめでとう!