今日覚えたい発音
mignon の発音は消えつつある
mignon / ognon(oignon)の後半の発音と、réunion / opinion の後半の発音はどう違うのでしょう?
実際に発音してみましょう。辞書に載っている発音記号は以下のものです。
[mi.ɲõ] [ɔ.ɲõ]
[re.y.njõ] [ɔ.pi.njõ]
すなわち [ɲõ] と [njõ] はどう違うのでしょう。
口の中で舌がどこに接して接しているかが問題です。
今日の結論は、次のとおりです。
ほとんど一緒です。気にする必要はありません。
全く同じでも問題ありません。
「ナ行」の5音を発音してみてください。
「ナ」「ニ」「ヌ」「ネ」「ノ」
「ニ」ってどう発音しましたか?
舌のどの部分が最初に上顎に接しましたか?
「舌の先」?
「舌の真ん中あたり」?
標準的な日本語発音では、「ニ」の音を発音する時は「舌の真ん中あたり」が上顎に当たると言われています。ただひょっとしたら、一部の人は舌の先が歯の裏に接して「ニ」の音を作ったかもしれません。
いいのです、問題ありません。どちらもほぼ同じ音に聞こえるのですから。
文字で音を伝えるのは難しいですが、ご自分でやってみるとわかります。
ほぼ同じです。
どうやっていいかわからない、自分の口の中がどうなっているのかわからないという方は、次の方法で舌の中程が上顎に付く「ニ」を感じてみてください。
「ニャ行」というものが存在すると仮定をすると、
「ニャ」「ニ」「ニュ」「ニェ」「ニョ」と5音ができますね。
このときの「ニ」が舌の中程が上顎に付く「ニ」のハズです。
ところで最初のフランス語の [ɲõ] と [njõ] の話しに戻りましょう。
あっ、もう長くなってしまいました。
このお話の続きや結論を想像しながら、 [ɲõ] と [njõ] の違いを探ってみてください。
結論は冒頭に書いたとおりです。
ほとんど一緒です。気にする必要はありません。
全く同じでも問題ありません。
解説は明日!
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