今日覚えたい文法
形容詞は修飾する名詞の性数に一致をする
アタリマエのことを書いています。
une salade fraiche:新鮮なサラダ(冷たいサラダという解釈も不可能ではありません)
une salade verte:グリーンサラダ
une salade délicieuse:とてもおいしいサラダ
少し話は変わりますが、話題が一定の時には往々にして名詞の省略が起こります。
静岡茶のほうがいいね。
いや、宇治茶でしょ。
お茶はどこが好き?
静岡のほうがいいね。
いや、宇治でしょ。
Vous voulez quels fromages ?
- Je prends un petit Livarot et un morceau de Laguiole.
チーズの話をしているとわかるので、地名(=チーズ名)だけで理解できるのです。
une salade de chèvre
どんなサラダでしょう。わかりにくいですね。
では、「常識を加味して」形容詞を付けてみましょう。
une salade de chèvre chaud
そう、形容詞は chèvre に合わせるべきなのです。
本来は女性名詞である chèvre(雌山羊)を男性形として扱うと、ヤギのチーズという意味で解釈されるのです。
une salade de chèvre chaude
熱いのは「女性名詞」なので、雌山羊という解釈になります。
(もしくは salade が熱いという解釈も可能ですが、常識的に少し無理があるでしょうね。)
ヤギが熱いということは、ヤギを火に掛けているということなのです。
生き物ではなく「肉」になってしまいます。
文法的に考えると、「火に掛けたヤギ肉のサラダ」のできあがりです!
形容詞は修飾する名詞の性数に一致をする
改めて覚えておいてくださいね。