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今日覚えたい文法

là と y

詳しく説明すると煩雑になりすぎるはずだし、ぼくはこの分野の専門家ではないので、ある程度できる範囲にとどめておきたいともいます。

ここでは詳しく調べずに、ぼくが「感じる」ことを書きたいと思います。

Je suis là.
どこか話題の場所に今いるのです。
J'y suis.
電話などの話し相手に「もう(待ち合わせ場所に)着いたよ」と伝えています。

Je vais là.
どこか具体的な場所に行くという発言です。直前に場所が話題になったと推測できます。文の中に別の場所が登場していれば、là は時間の副詞と理解されるはずです。Je vais au marché là. など。

J'y vais.
聞き手に「どこだ」と伝わらなくても、特に問題はありません。y はなんとなく推察できればいいし、わからなくてもいいのです。

On va là ?
明らかに話し手と聞き手が、絶対的に眼の前にある同じ場所を指で指し示せる状況です。「あのカフェに行く?」とか。

On y va ?
y は積極的に具体的な場所を指し示す必要はないので、「じゃ、行く?」の日本語と同じようなニュアンスを出します。日本語でも「どこへ?」と詮索をしないのと同じです。

代名詞 y は動詞の手前に置かれます。
動詞の手前(=左)のあるものは情報価値が低く、構造上必要なので「そこにある」だけだと考えてください。
副詞 là は多くの場合文の最後に置かれます。
文末にあるものは情報価値が高く、それを伝えたいのです。「伝えたいものを文末に置く」と考えてください。


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