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今日覚えたい文法

動詞から作る形容詞

この映画はがっかりだ。
君にはがっかりだ。
なんだかぼくは(君の反応で、あの映画に)がっかりだ。

まず昨日学習した decevoir の分詞を思い出してください。

現在分詞:decevant
過去分詞:déçu

現在分詞は「外に向けてエネルギーを発信する」動詞の形なのですが、一方過去分詞は「内に向けてエネルギーを発信する」のです。

「この映画はがっかり」ということは、映画が外(観客)に向けてがっかり光線を放っているのです。
「君にはがっかり」も同様で、ぼくや他の人に向けてがっかり光線を放っているのです。

Ce film est décevant.
Tu es décevant(e).

Même à Kyoto, il y a des sites touristiques décevants.
京都にも、期待外れの観光地はありますよ。

Nous l'avons payé très cher, mais il a été bien décevant.
高くついたけど、全くの期待外れだった。
(スポーツ選手だったのか、高価な掃除機なのか)

一方、「なんだかぼくは(君の反応で、あの映画に)がっかりだ。」と言う時には、ぼくは外からがっかり光線を受けているのです。

わかりやすく文法用語を使って説明をすれば「受け身」になっているのです。

Je suis décu par ta réaction / par le film.

Même à Kyoto, j'ai été déçu par quelques sites touristiques dont on parlait beaucoup dans différents magazines.
京都でも、雑誌で話題になっていた観光地にがっかりだった。

Nous l'avons payé très cher, mais j'ai été déçu par ses performances.
高くついたけど、全くの期待外れだった。
(スポーツ選手だったのか、高価な掃除機なのか)

訳語で考えるのではなく、全体を見て構造を理解するように心がけてください。

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