![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80127874/rectangle_large_type_2_f44da24aa19765ad9f0fec46b8c3c9c4.jpeg?width=1200)
今日覚えたいイントネーション
疑問文のイントネーション
「疑問文」は必ず上がりイントネーションなの?
何度か「間違った」答えを目にしたことや耳にしたことがあります。
疑問文はすべて上がり調子で発音されます。
嘘です、間違いです。
文法的に疑問文でない文を無理やり疑問文にしたい時は、「必ず」上がりイントネーションで発音されます。
そりゃそうです。イントネーションが「疑問文か否か」を決めているのですから、むしろ疑問文にするために調子を変えているのです。
あなた学生?
これ好き?
おいしい?
話している時には「?」は存在しないので、その代わりに上り調子で発音することにより疑問文である、と聞き手に伝えているのです。
Qui est-ce ?
Qu'est-ce que c'est ?
Est-ce que tu parles d'autres langues que le français ?
Où habitez-vous ?
イントネーションに頼らなくても(何だったら「?」がなくとも)文法的に疑問文です。
これらのイントネーションは「自由」ですよ。
上げても下げても、どちらでも思いのままです。
もちろんイントネーションで、細かなニュアンスを出すこともできます。
なにかをしている人に、そこで何をしているかを確認してみましょう。
Qu'est-ce que tu fais ?↘
返事が帰って来ましたが、声が小さくて聞き取れませんでした?
聞き直してみましょう。
Qu'est-ce que tu fais ?↗
最後を上げることで「何だって、聞こえなかった」ということも同時に伝えることができます。
個々の発音も大切ですが、音の高低や強弱も注意をして見てください。
単なる印象で「疑問文は必ず最後上がりイントネーションです」と言っている先生は、実は少なくないのです。
一度レッスンで Qu'est-ce que c'est ?↘と下りイントネーションで聞いてみてください。自然に担当者は答えてくれるはずです。
聞き返されなかったということは、発言が自然であったということです。
ご参考まで