今日覚えたい文法
中性代名詞 en のすすめ
Tu es sûr qu'il viendra à l'heure ?
- Non, je ne…
続きを書いてみましょう。もしくは言ってみましょう。
素直に否定文で書き直すと、かなり面倒くさいことになります。
Non, je ne suis pas sûr que…
"ne pas être sûr que" の後は、ルールとして「接続法を使うこと」が義務付けられています。
Je ne suis pas sûr(e) que
Je ne suis pas certain(e) que
Il n'est pas sûr/certain que
+接続法 です。
ということは、
Je ne suis pas sûr qu'il viendra à l'heure. ではなく
Je ne suis pas sûr qu'il vienne à l'heure.
となります。
個人的には接続法は大好物で、隙あらば使ってやろうと思っているのですが、学習者の皆さんにはどうやらお嫌いな方が多いようです。
では、代名詞を使ってみましょう。
「時間通りに来ると思う?」
「そうは思わない」
Tu es sûr qu'il viendra à l'heure ?
- Non, je ne…
que 以下を代名詞化するということです。
「接続詞 que を代名詞化すると le になる」と習ったから、
Je ne le suis pas sûr です!
先生、できました!
残念でした、間違いです。
代名詞化をするときは、名詞が使われる時の構造を基本と考えます。
Je (ne) suis (pas) sûr … 名詞
→ Je suis sûr de ton succès.
→ Je ne suis pas sûr de son passage.
名詞を使うときには de が必要ですね。
そう、これが être sûr が持つ「基本構文」なのです。
que が使われていても、de + 動詞の原形でも、基本構文を元に代名詞を考える必要があるのです。
Tu es sûr de son succès ?
- Non, je n'en suis pas sûr.
Tu es sûr de gagner ?
- Non, je n'en suis pas sûr.
Tu es sûr qu'il viendra à l'heure ?
- Non, je n'en suis pas sûr.
代名詞を使ったほうが楽ちんです。
いつも一緒ですよ。
とにかく、
Oui, j'en suis sûr.
Non, je n'en suis pas sûr.
と言えればいいのです、書ければいいのです。
Tu penses que tu pourras enfin utiliser le pronom "en" ?
- Oui, j'en suis sûr.
- Non, je n'en suis pas sûr.
ぜひ使ってみてください。
ご参考まで