今日覚えたい文法
quel temps vs combien de temps
名詞 temps にはいくつかの意味があります。
主なものは次の2つです。
時間
天気
ただし複数のニュアンスを持つ名詞を使うときに大切なことは、その場面で「正しい」意味だとわかってもらうように仕向けることなのです。
「明日から北海道物産店でカニを売るんだ」
「オイシイね」
「オイシくないよ。時給は800円だから」
「明日から北海道物産店でカニを売るんだ」
「カニってオイシイね」
「カニは美味しいよね。でも仕事はオイシくないんだ」
「カニって」とつけるだけで、伝えたいことが明白です。
temps は2つの意味を持つのですが、疑問文で使う時には正しく使い分けてやる必要があります。
「天気」のときには quel temps
「時間」のときには combien de temps
quel は選択肢がいくつかあるときに「選んでください」ということを伝えます。
Vous voulez quels fromages ?
Tu prends quel plat ?
Je ne sais pas quelle villes à visiter durant mes prochaines vacances.
すなわち、いろいろな天気があるけれど「どの天気ですか」ということを尋ねているのです。
一方 combien (de) は、答えに「数字がほしい」ということを伝えるのです。
時間にはいろいろな単位があるけれど、とにかく「数字で答えて!」と言っているのです。
Tu as vécu combien de temps à Paris ?
Napoléon a régné combien de temps ?
Tu as souffert de la maladie combien de temps au total ?
場面が必要ですが、
Quel temps à Paris ?
- Il pleut et il fait froid.
Combien de temps à Paris ?
- Au total 10 jours.
疑問文は quel とか combien だよね、ではなく、
選んでほしいときには quel temps(天気)、数字て答えてほしいときには combien de temps(時間)と覚えておきましょう。
ご参考まで
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