新しい流れにのるために、勇気ある行動を細心の注意で。 【新聞!663号】 霜月新
神智学の話と新月の瞑想会 ブラバッキー夫人が伝えようとしたこと。 11月24日 午前 夜 | 占星術師ルシエルの 月齢週報「たましい革命新聞!」
ムーンリターンの会: 射手座シーズン 12月7日 8日 | 占星術師ルシエルの 月齢週報「たましい革命新聞!」
■【新聞!663号】 霜月新月
新しい流れにのるために、勇気ある行動を細心の注意で。
オカルトブラザーフッドからのメッセージを伝える
た┃ま┃し┃い┃革┃命┃新┃聞┃!┃
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11月 24日(木) 07時57分 神無月新月
新月のサビアンシンボル 白波に覆われた海
サビアン画:文月ルビー https://sabian-calculator.com/ja/
241 : 退役軍人が古い記憶を呼び覚ますために集まる。
(再結成:自由意志でかつての絆を呼び覚まし、新たな冒険にチャレンジする)
242 : 海に対する風の力を示す白波。
(船出:風は知性、水は感情。知によって情が奮い起こされるわくわく感)
* ワンピースで海賊船に乗組員があつまり、これから大冒険が始まるぞ!というワクワク感。高揚感。蠍座シーズン、無意識のそこから湧き上がる感情にうまく動けなかった人も、スイッチが入ったように外に向かって活動を開始しそうです。
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12月15日(木)占星術とチベット密教 鑑定 午前 1枠
12月16日(金)鑑定 午後 2枠
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13の月の暦(いわゆるマヤ暦)
赤い自己存在の年
倍音の月 10日 豊かさ、夢見る、直感
白い銀河の犬
WS 青い夜
※ 僕は白い犬を学級委員長と呼ぶのですが、白い犬の生まれの人はみんなのために良かれと思い善意から行動を開始するタイプ。ときにはいいカッコシイと呼ばれることもありますが、いいんです。それがあなたの自然な姿だから。銀河はまとめる力の8。ちょっと蠍座っぽい行動力です。この新月からのサイクルはあたらしいクラスをまとめるようにちょっとおせっかいに動いてみるといいですよ。
13の月のこよみについて
http://www.koyomiya.com/13moon/13intro/index.html
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マスターの言葉
今ほど、リーダーシップが必要とされている時はない。
今ほど、思慮深い勇気が求められている時はない。
ガサツな楽観主義ではなく、
繊細な信念と、入念な準備が求められている時はない。
今あなたがいる場所で、
あなたがもっとも多くの人に働きかけられることをしなさい。
数ではなく、質をもとめ、
どうするべきか理解できないときは、
敬虔な気持ちで祈り
僅かな時間でも瞑想しなさい。
あなたが運命の正しい道を外れていなければ、
ものごとがスムーズに動いていくはずだ。
見かけの禍福にとらわれてはいけない。
ヒマラヤにのぼるものには、苦難と引き換えに
叡智が与えられるだろう。
この言葉を心に染み渡らせ、
困難な決定は、わたしにあずけなさい。
私はあなたの中の勇気であり、
あなたの行動は私の行動である。
あなたが岸壁にいる時に私は上でロープを持っている。
私の腕はつよい。
あなたはあなたの信念の握力で私の思いを掴みつづけなさい。
エル・モリヤ
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■ 今週の予想: スピリチュアルな冒険心を楽しむ。
ASC射手座、12ハウス射手座の新月。1ハウスぽく働く。
新月と木星の調和 流れに乗れる。
DES火星120土星 目的をきめてそれにむけて努力する
年末でもあり、忘年会の幹事的動いてみる
今月は12ハウスの射手座的に4惑星があつまっています。12ハウスはしばしばスピリチュアルなテーマと関連しており、12ハウスは魂への奉仕がテーマになり、ASC射手座だとホールサインハウスシステムで考えると全部が1ハウスになります。これはどういうことかいうと、あなたの自由意志による魂への奉仕ということになります。魂は個別自我を宇宙の全体意志に接続する装置と考えることができます。
あなたが呼ばれていると考える遠方の神社やパワースポットに旅をするのも一つの答え。あるいはスピリチュアルなセミナーなどに参加することもいいでしょう。
一時的損得ではなく、新しい流れに乗るためのイニシエーションとしての思い出に残る勇気ある行動。努力目標がある行動。登山などもいいでしょう。また、ソウルグループが集まるためにあなたが幹事的に動くことも効果的です。
新月図ですから、このチャートの影響はクリスマスぐらいまで続きます。
とはいえ、第八波も来ているとされているので、最大限の注意が必要です。ご自身で判断されてください。
■ 来週の予想: 勉強が楽しいとき。対人関係は広がりすぎ。
ASC乙女座 水星は4ハウスで金星合。オポで火星。
太陽はIC 月はDES
水星0金星180火星を土星が調停。
家で細かい作業をし続けることに楽しみを感じる時です。風水を整えたり、冬に向けてインテリアを新調したりそののも良いでしょう。
仕事の締め切りは意識しつつも楽しんで作業ができる時。また、学術的な研究も前に進むでしょう。人との共同研究を意識しつつも作業はあくまで自分の内面に向かい合うスタイルです。
対人関係は広がりやすい時なので、イベントなどでの集客はうまくいきそうですし、あなたが加わりたいセミナーは多いに盛り上がり、大きな収穫が得られそうです。
ただし、若干事務的作業などが混乱気味になりやすいので、パニックになる前に、深く深呼吸して取り組んでください。
名古屋リアル講座: アストロロージャー 星見の流儀: ルシエル & 竹内俊二 | 占星術師ルシエルの 月齢週報「たましい革命新聞!」
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■ マダム・ブラバツキー は何を語ろうとしたのか?
ニューエイジとかスピリチュアルに多少とも関心がある方々は、アセンデットマスターという言葉を聞いたことがあると思います。この言葉は、90年代ぐらいから日本でも耳にするようになった言葉ですが、この言葉を世界に広めたのは13の月の暦(俗にいうマヤ暦)を提唱したホゼ・アグエイアス氏だと僕は理解しています。
言葉としてのアセンションは ASCENSION=上昇・あるいは昇天するという意味です。ホロスコープのアセンダントも同じ語源ですのでASCとかきますね。
ホゼ氏は、Earth Ascending : アセンションする地球 という著書のなかで、2012年にマヤの予言によって地球がアセンションするという情報をかたっており、同じ頃にアカシック・リーダーのゲリー・ボーネル氏などもアセンションを予言していました。
実際には現実的には何もおこらなかったようにみえたわけですが、実際には地球は次元上昇をはたしていたのかもしれません。それは誰にもわからないわけです。
それ以前は、「見えざる大師方」とか単に「マスター」「大使」などと呼ばれていました。僕が、大師方と接点を持つようになったのは1987年ぐらいでした。当時はまだヴォイス(88年)もスターピープル(97年)もなくて、その手の本は、「精神世界」という書棚にあつめられていました。そして、神智学というジャンルはその中でも何段かをしめるほど重要なジャンルでもありました。80年代には高橋巌氏の努力でルドルフ・シュタイナーの人智学の書物が紹介されましたが、シュタイナーはドイツ神智学協会の会長であった時代があり、「神智学」「神智学の門前にて」という著作があります。神智学協会の書物は日本では主として「竜王文庫」という出版社から出されていました。
前号で「モリヤの庭の木の葉」という書物を手にとったことから、モリヤ大師とのテレパシー的な繋がりが発生しはじめたという話はしましたが、そもそも「大師」という概念を西洋世界に初めて紹介したのは誰だったのでしょうか?
それが、HPB、ヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー夫人です。今のウクライナのドニプロ地方。当時のロシアのイェカテリスラフ、ロシア貴族の血をひくともチンギス・ハンの末裔であるとも言われていますが、真偽はわかりません。
彼女のナゾにみちた伝記は、Wiki をみていただくとして、
僕が今日お話したいのは、神智学が一体なにを探求する学問なのかということ、そして、彼女の主著である「シークレット・ドクトリン」が何を語る本なのかということです。
おそらく、この書物ほどその名は知れていながら、読了した人が少ない本はないだろうと思われるほど、難解でこの世の物事からかけ離れたものはないだろうと思われます。
この本の基本的趣旨は
「真理を超える宗教なし」という神智学協会の理念の証明ともいえるものです。
アトランティス以前の時代から伝承されるセンザル語という表意文字によって書かれた聖典「ジャーンの書」の翻訳として宇宙の創生論と人類の発生論について大師方がテレパシーで伝えてくださるものを彼女が書き写したもの。
ということになるでしょうか?
この本を手にいれたのは1996年なのですが、実は今年、2022年まで読めていませんでした。読書家にとって、アイガー北壁みたいな難物です。
ブラヴァツキーが解説を加える前の「ジャーンの書」第一章を読んでみましょう。
ジャーンの書 宇宙の進化
スタンザ Ⅰ
永遠の親は常に目に見えぬ彼女の衣に包まれ、7つの永遠の間、再び深い眠りにおちていた。
時間はなかった。継続の無限のふところで、熟眠していたからである。
宇宙マインドはなかった。宇宙マインドを内に含むア・ヒはいなかったからである。
至福に至る7つの道はなかった。不幸の大原因はなかった。それらを生み出し、それに陥る者は一人もいなかったからである。
暗黒だけが無際限の一切を満たしていた。父と母と息子が、再び一体になったからである。息子は新しい車輪とその車での自分の巡礼の旅にまだ目覚めていなかった。
七人の荘厳な主等と7つの真理は存在するのをやめていた。宇宙すなわち必然の息子は、有るが無いそれに吐き出されるために、パラニシュパンナの中に浸されていた。何もなかった。
存在の原因は除かれていた。かつてみえたもので、今は見えぬものが、永遠なる非存在、すなわち唯一なるそれの中で休息していた。
存在の唯一の形体だけが、果てしなく無限で、原因なく、夢のない眠りの中に広がっていた。そして永遠の空間の中では、ダン・マの開かれた眠りによって感じられる偏在するものにくまなく、生命が無意識に脈打っていた。
しかし、宇宙のアラヤがパラマルータの中におり、大車輪がアヌパーダカであったときに、ダン・マはどこにいたのか?
いかがでしょうか?
これは宇宙の始まりについて語られた部分です。
なにか理解できましたでしょうか?
もちろん、僕にも理解できないのですが、いくつかその言わんとするところがわかる部分があります。
沈黙の声 という別の著書のなかで、センザル語を翻訳することがとてもむずかしいということがマスターの口から語られています。
「我々の言語は翻訳できません。我々の完全な規則(秘儀伝授者にしか与えられない)の十分な知識がなければ、あなたの認識になんの明確な示唆も与えず、混乱の原因となるだけです・・・・」
これはどういうことかというと、占星術を学んでいるみなさんならわかることです。
「月が七番目の家に木星ともにある人」
この意味は皆さんにわかると思いますが、あなたの親兄弟にはまったく意味が通じませんよね。
”Am7 ” はギターをやった人ならその響きが頭に浮かびますが、楽器がひけない人にとってはどうでしょうか?
オカルトの言語というのは瞑想などの訓練をしたことがない人間には名詞として、それが何を指し示すかわからないので意味をなさないのです。
そうであるが故に、HPB(バラヴァッキー夫人の愛称)は、一節について、数ページの解説をつけて、上下巻あわせて1500ページの書物を書いてくださっています。
僕は毎日、数ページずつその本と格闘しています。
僕の夢は生きている間に「みんなの神智学」という誰にでも神智学に親しめる本を書くということです。
難しい本を難しく解説するのは簡単なんです。引用すればいいわけですから。でも、自分の言葉で語るのは大変なことです。
東洋では、「読書百遍意自ずから通ず」という言葉があります。
「千里の道も一歩から」 1500ページの本も1ページからですね。
とりあえず、読み始めてみてわかったことは。この本は、
メタフィジックス=形而上学 について語っているのだということです。
「宇宙が始まる前、まだ、光と闇が分かたれる前に存在していたものはなにか? 」
「あるが無い。無いがある。存在するが存在しないものについて考えよ。」
形而上学=形に而されたものの上の次元にあるものの学問
あるいは、physics=物理学 をmeta=超えた領域についての学問。
この矛盾した禅問答のような問いかけの連続になんの意味があるのでしょうか?
このように真の探求者意外は門前払いというような本がシークレット・ドクトリンですが、それでもここに何かがあると予感した叡智を求める人達に歴史を超えて紐解かれてきた書物なのです。
その一人にアインシュタインがいたともいいます。
音楽家のスクリャービン、画家のカンディンスキーなども影響を受けた人々にいました。
神智学は、信仰はもとめていません。神智学にコミットするということはとても一人ひとりが自分の精神をつかってその示すところに近づいていくことにしかありません。
その努力をする人の傍らには、気がつけば「みえざるマスター」が微笑んでいるのです。
毎回、 長い文章読んでくださりありがとうございます。
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