分からないことは普通なこと
先日受けた講座の中で「人の表層心理はたったの5%である」という話を聞いて、妙に納得してしまいました。
表層意識が5%ということは、深層心理は95%ということです。
子供を出産してからというもの、私の人生ってこれで良いんだっけ?そもそも自分は何がしたいんだっけ?とぐるぐる考えることがあります。
自分のことなのに明確に分からない。それは自分の言語化能力が無いとか、そういうことではなく、普通のことなんだなと思ったわけです。
そういえば就活でも「自己分析」が大事と言うじゃないですか。
たぶん、皆自分のことが分からないから、分析する必要があるんでしょうね。
これ、建物を設計するときも同じようなことを感じる時があります。
特に住宅を設計される方はよく感じるのではないでしょうか?
建築やインテリアが好きで、暮らしに興味がある自分でさえも、明確な「こうしたい!」が揺らぐ時がある。
別に建築とか興味ない方にとっては、もっと分からないんでは??と。
パブリックな空間を作る場合は「一般的な人の心理」で作る必要があるし、プライベートな空間を作る場合は「その人自身の心理」に寄り添って作っていけると良いよなぁと考えたりして。