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時短だ!家事はしなくて良い!から一周回って戻ってきた
現状の生活に変化は全く無いけれど、自分の中で答えが出たからか、焦りみたいなものが少なくなり、凄い女性の著書を読んでも完全に共感しなくなってきた。
長女が産まれてから数年間、いわゆるビジネス書以外の本を読めなくなっていた。
元々は小説とかエッセイとかを読むのが好きだった。
産休に入ってからは暇だったし遠出も出来なかったので図書館でウロウロしてジャケ借りした本を借りて趣味として読んでいた。
長女を出産してからの約一年間、何でも出来る自由は無くなったけど、考える時間は意外とあった。
それまで疑問を持ったことのない自分の仕事に、このままで良いんだっけ?私がやりたいことは?私が出来ることは?と無駄に色々考えた。
結論、まずは出来る所まで頑張ってみよう!と元の職場に復職し、6年かけて1件竣工した。
その間、趣味としての読書が出来なくなり、隙間時間でビジネス書を読むようになった。
他の人よりも時間が無い分、効率的にやらねばと焦っていた。
家事も極力時短した。
食洗機、洗濯乾燥機、ホットクック等を導入し、掃除は外注したりもしてみた。(調整が面倒で辞めました)
朝は5時に起きて仕事を始めた。
何なら次女が産まれてしばらくは3時から仕事したりしていた。(夜泣きでどうせ起きるなら仕事しようという考え)
こう書いてみると、結構頑張っていたじゃないか、自分。と思う。
同時に、もう、そこまで頑張るのはもういいかな、と思った。
朝は6時まで寝たい。(1時間しか変わってないw)
土日は極力仕事をしないようにしたい。
とある本で「家事も育児も外注をフル活用。好きな仕事をしよう!育児が原因でキャリアを諦めるのは勿体無い」というような一節を読んで、全くピンと来なかったことに気づく。
数年間の自分だったら、多少の影響は受けていたと思う。
今は、子どもの送り迎えは私が行きたいし、外注するなんて、勿体無いと感じる。
今日何食べようかね〜とダラダラと夕飯を作る時間だって、無駄な時間では無く、楽しい時間。
家事が得意な人はやっぱり格好良いと思うし、ダラダラとYouTube見たりSNSを見たっていいじゃないか。
家事・育児を時短するのではなく、仕事を時短したって良いじゃないか。
子どもが産まれて仕事を時短するなんて、一般的な選択肢であろうに、ここに辿り着くまでに6年半もかかってしまいました。
私はやはり、無駄に真面目なのかもしれないw