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犬が好きなことについて、やっぱり名前を知って嬉しく楽しくなっちゃうこと。

犬が好きだ。
大きい小さい、毛が長い短い、日本犬洋犬、立ち耳垂れ耳、マズルが長くても短くても、パピーもシニアも、色柄なんでも。どんな成長を遂げるか楽しみなミックス犬も。実家で飼っている大きな垂れ耳の保護犬もかわいい。

福太朗、だいふく、ゆき、ルッチ、リン、ケースケ、きなこ、ごん、ルル、ラッキー、ケンタにケイジ
自宅には犬がいないからご近所に住む、もしくは通勤途中や訪問した会社やお店で出会うわんこたち、何度か会ううちに名前を知りたくなって、聞く。
名前を知るとより好きになる。

最近特に好きなのは夕方おじいさんと散歩しているイエローラブラドールのふくちゃん。
仕事終わりに駐車場へ向かう数分の道のりと彼らの散歩時間が合えば、会える。ちょっと残業した日に会うことが多いような気がする。

飼い主のおじいさんに名前を聞いてから、だいぶ向こうからででもふくちゃんたちが近づいてくるのに気づくとうれしくなって
「ふくちゃん!こんにちは」と呼びかける。
福太郎は絶対たちどまって明らかににっこり顔になってしっぽを大きく揺らしてくれる。この笑顔がたまらなくかわいくて。
しっぽを振っているというよりぶんぶん回している。なでて、とおでこを差し出してくる。そのあと背中もなでていいよ、と言いたげにくるりと回転する。
後ろ向きになるとラブラドールのパンチ力のあるしっぽが私の膝のあたりをぶん、ぶんとなぐってくる。それもうれしくて背中をわしゃわしゃさせてもらう。
こっちが感じてるしっぽのまあまあな衝撃は犬側はどう感じてるんだろう。

毎日会えるわけではない、このラッキータイムは私にとってとても癒しだ。

それから、週3〜4で会える柴犬とおじいちゃんのコンビ。柴犬は一匹の時も二匹の時もある。
ある帰り道、「あんた、駐車場遠いんやな」と突然話しかけられた。

やった、毎日のへらへらした顔で犬を見ているのにとうとう気づいてくれた!この機会にわんこに触れる!
おじいちゃんの話しを聞くと、いつも連れている一匹はケンタ、二匹連れの時のもう一匹はケイジであることを知る。
ケンタってあのメジャーリーガーと同姓同名やで!
という小ネタでおじいちゃんの名字も知ってw

犬を何頭か飼ってきたから、ふくちゃんとケイジはシニア犬であることはわかる。ケイジは散歩をしんどがる日があっていつも連れてるわけではないことも知る。そして人は好きだし吠えないんだけど、触られるのがちょっと苦手なビビりさんってことも。ケイジは声をかけるだけにして、ケンタを撫でよう。

こんな感じでちょっとずつともだち犬が増えていっている。私は犬連れてないんだけど。

どうかおじいちゃんもふくちゃんもケイジも、どのわんこたちも元気で長生きしてお散歩を楽しんでねと願う。

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