見出し画像

26ECサイトで独立しよう  マーケティング編4P-3Place流通

4P-3Place流通


それでは次に
Place(プレイス:流通)とはなんぞや?について話をします。
24デザインとマーケティング編4P-1Product
で僕はマーケティングにおける「同じモノ」とは何かの定義を設定しました 。 
今度はモノの流通経路についてです。 流通経路が変わると何が変わっていくのかを検討しましょう。
まずは、その前に現在の一般的なモノの主たる流通経路を書いておきましょう
1工場→2卸業者→3小売業者→4消費者
これが通常の流通経路とします。すると価格がどう変わるか?たとえば2000円のものだったら
1工場→2卸業者500円で購入→3小売業者1000円で購入→4消費者2000円で購入
となり、もともと1工場から4消費者が直で買っていたら500円だったって言うモノがあるわけです。
ここにはロットっていうリスクが存在します 2卸業者は1個2個では工場から物は買うことはできません。一定の個数を買うことを最低LOTといいます。

その時に購入するものの多さによって交渉がはじまります。
10,000個買うから800円のものを500円にしてくれって2卸業者1工場に交渉するわけです。
そして2卸業は小売業者に1000円で売る ただし、この時卸業が小売り業に売る数50個でも売る 買ったのが1000個で売るのが50個だとまったくの赤字ですから 卸業は小売業20社に売り分けるのです。
この時の掛け率っていうのがあるんですが この場合は掛け率25%となります
3小売業者も工場から直接買うと1000個の在庫を抱えなければならないので、卸業者から買ったほうがリスクは50個で少ないって図式になります。


私たちが 信じているブランド会社が、単に中国工場から卸業となって、買い付けに行っているだけという事があるのです。
もう少しわかりやすい説明をしましょう。 たとえば有名ブランド2000円のTシャツがあったとします。 消費者はその有名ブランドが作っている商品として買います。しかし。実際はデザインも企画も中国工場がしていて。元値はたったの500円のTシャツです。
どうして4倍にもなっているの?これじゃまるでぼったくりバーじゃ無いかと思うでしょうけど。あなたと有名メーカの間に卸業者小売り業者が2枚も入っていて、それぞれに利益をとっているって流通経路です。これでは価格が高くなるのはあたりまえです。しかし、最近世の中の流通経路が変わって来ています。 それは全てインターネットのおかげなんです。

1工場→4消費者と言うPlace(流通経路)

じゃ、工場→消費者って最強の流通経路ができないのか?今の時代は十分できます。それが工場が直接ECサイトを運営するパターンです。実際どんなモノ売っているのか? たとえ工場でなくても 農業で時々、ネットで果物直販っていうのがありますよね。僕の知っているひとは沖縄でマンゴーを作って EC サイトで全国に直販しています。卸も小売りにも どこにも通していません。また、あるいはカニなんかもそうですね 冬になると猟師がECサイトで直販しているパターンがありますよね。これらが工場(漁師)→消費者という図式です。

1工場→2卸業者→4消費者と言うPlace(流通経路)

僕がやろうとしている流通スタイル。1工場→2卸業者→4消費者
この場合は3の小売業者がないパターンです。 具体的には 業務スーパー ユニクロ アイリスオーヤマ ダイソーなど。彼らは卸業者が直接消費者とつながっているスタイルと考えていいのではないでしょうか? で僕があなたに推薦するのはまさにこのケースですが ただし、僕の場合は知っている職人(工場)からものを買う そして、決して店舗など作らず、ECサイトだけで運営する。流通をどうするかは、ECサイトにとって、デザインコンセプト 価格 ターゲット 全てに関わってくる重大なことです。


サポートなんて とんでもない!いや、やっぱりお願いします。次の商品開発の足がかりにします。決して呑みになんか行きません!