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何であなたの教科の成績は伸びないのか?

学習のどんなところに問題があるから成績が伸びないのだろうか?

現在習っている知識の「理解状況」ではなく「学習のプロセスのどこに問題があるから成績が伸びないのか?」そんなことを明らかにしてあげた方が、生徒たちも細かく学習方法を改善できるんじゃないかな?と思って、悶々と考えていました。

そんなことを考えている時に、そもそも子どもたちの学習はどんなプロセスで起きているのだろうか?そんなことに疑問を持ちました。

(1)学習プロセスのモデル

(1)問題演習
(2)問題演習で解けなかった問題の分からない部分に疑問を持つこと。
(3)疑問を持ったことに関して、情報を集めて、解釈すること。
(4)理解度判断(問題演習を使った)
※(4)で不十分なところがあれば(2)に戻る。

「こんなプロセスなのではないかな?」と、探究的な学びのサイクルに関する論文を読んでいた時に思ったのです。

そして、このプロセスを踏まえると、生徒はどこで躓いているかはそれぞれ違うから、まずはそこを診断してあげないといけないなぁと思って、この前作成したのが「学び方診断テスト(数学・英語編)」です。

(2)学び方診断テストを試してみて

中高一貫の超私立進学校の子や、数学で100点中10点未満の点数を取る公立中学校の生徒さん、いろんな子をこの診断テストを使って診断してきました。

やって分かったことは、学びのプロセスで躓いているところは、やっぱり人それぞれ違う。だから、最初の段階で躓いている子に、学びのプロセスの後半で使う学習方法を説明しても効果はあまりない。

やはり学習プロセスを診断して、それに基づく学習方法の改善アドバイスが必要なんだろうな、とそんな思いを強くしました。

(3)私。成績伸ばせるかも。

あと、診断テストをやってよかったなというのは、受けた子がみんな「私、成績伸ばせるかも」と診断テストを受け終わった後に思ってくれたこと。

これは普段のまなびかたクリニックでも意識していること。

成績が上がる見通しが持てないのに努力するなんてことは、とても難しいと私は考えています。
なので、指導を通じて、成績が上がる見通しを持ってもらうことを意識しています〜。

生徒さんや保護者さんの感想はノートでまたご紹介していきますね。


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