学習時間が6倍に増えた生徒のお話

10月中旬ごろに関わり始めた生徒さん。
大学受験をするのですが、勉強時間が1~2時間程度で、全然勉強をしていませんでした。

色々お話ししていく中で、今では9〜10時間程度勉強するようになりました。
どんなお話をしたかは、長くなるので省略しますが。

重要なポイントは三つです。

①丸暗記することから理解することへの変化。

なぜ?を大切にする学習を意識的にやってもらうようになりました。
丸暗記だと、少し違った形の問題だと解けなくなったり、そもそも覚えること難しいですし、苦痛になりますので、そこの変化を促しました。

②何が出来ないから問題が解けないかを明らかにする。

何を勉強すれば点数が伸びるかわからないという話が出ていたので、何が出来ていないから、問題が解けないのかを明らかにすることを練習しました。
その結果、何を理解したり、勉強すれば点数が上がるかが理解できて、前向きに学習することが出来るようになってきました。

③出来るためには理解と反復が大切。

出来るためには、理解も大切。反復も大切。
理解をおろそかにしてしまうと、先ほど述べた通り、形が少し変わると解けなくなってしまったり、そもそも覚えることも困難になります。なので、理解は大切。

一方で、理解はしたはいいけど、反復しない生徒も多くいます。
これもダメです。理解したことを使えるようになるためには、何回か練習をしなければいけません。
誰かに何かを教えてもらっただけで、うまくそれが出来る人なんてそんないないですよね。

そんなことをいろんな教科を通じながら練習していきました。

その結果がタイトルに書いた通り「学習時間が6倍に増えた生徒のお話」につながりました。

では、最後に昨日の授業での生徒の発言が面白かったので、それを紹介して終わります。

「人間味が回復していくのが嬉しかった」

ちょっと深い感じしますよね。いままで闇の中だったんだなって。

出来るようになると思えないのに、やらなければいけないからやる。

そこから

出来るようになると思えるので、やるに変わった。

そんな変化があったから、こんな言葉が出てきたんだろうなと思います。


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