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英語を一人で勉強するのが難しければ・・・

この前、まなびかたクリニックで扱った題材です。英語が苦手な子、嫌いな子、たくさんいると思います。かくいう私も、中高時代まともに勉強していなかったので、高3の時は1から文法や単語を学び直しました。

英語を難しく感じてしまう理由

この前、生徒と問題のどこが分からないかについて、疑問を出す授業をしていました。扱った題材は「動名詞」に関する文法問題になります。

①難しく感じる理由は、分からないことについての解説がない。
動名詞の文法問題だとしても、動名詞だけではなく、冠詞の問題や時制の問題が絡んだ問題が出ます。
とても厄介なのは、英語が大嫌いな子たちは、動名詞が分からないだけではなく、冠詞の問題や、時制の問題についても分からないんです。
でも、解説には動名詞のことが中心で、冠詞や時制についてはあまり詳しく載っていないんです。
②必要な情報を探し出すこと、解釈することが困難
英語が得意な子は「冠詞や、時制がうまく理解できていないから、そこの部分を参考書見て復習して、理解しよう」と思うことができると思いますが。
多くの苦手な子は「冠詞や、時制が分からないから解けない」と判断ができません。
また、もしできたとしても、そこのページを読んでも知識が曖昧すぎて、うまく解釈ができないこともよくあるでしょう。

一人で勉強できる子は一人でどんどん勉強しよう!でも・・・

必要な情報を見つけることも出来る、それを解釈して問題の答えもしっかりと理解できる。そんな子は、どんどん自分一人で勉強を進めていけばいいと思います。

でも・・・多くの苦手な子にとっては、それはハードルが高いです。

そういうときのやり方は2つあります。

①基礎から全部やり直していく
受験生であるならば、このやり方はお勧めですが、時間もある程度必要なので、そこまで勉強に本腰をいれない人であれば、おすすめはしません。
基礎から全部理解していけば、複合的な問題に出会っても、ここの分野の解釈がうまく出来ていないから、この問題が解けないのかな?と判断ができるようになって、必要に応じて、戻って学習することが容易になるからです。
②分からない箇所に関連する情報がどこに載っているのかを先生に聞くもしくは、情報を見ても分からない場合は解釈を先生に聞いて理解する。
これが受験生ではない、中学生・高校生の現実的な対応になるかなと思います。
自分が分からないところを整理して「ここが分からないけど、どこで習いましたか?」「ここが分からないけど、参考書のどこに載っていますか?」と質問をする。
もしくは、参考書を見ても分からない場合は「ここを読んだのですが、この問題のここがなぜこうなるか、いまいちわかりません。教えてもらっていいですか?」こんな質問をすると良いでしょう。

英語は基本的にルールがあります。あまり丸暗記しないように気をつけてくださいね。ルールを覚えるのは大切ですが、答えを丸暗記する必要はあまりありません。ルールを覚えるにあたって、例文一つをそらんじれるようになるのは良いとは思いますが。


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