【文献要約】ゴールベースシナリオ/ストーリー中心型カリキュラム/受講者調査
注意事項:僕が論文を読み進めながら勝手に感じたことをそのまま書きなぐっていきます。僕の偏った思考過程を楽しみたい方は是非お読みください。
引用文献
柴田 喜幸・小山田 誠・根本淳子・鈴木克明(2009)ストーリー中心型カリキュラム設計者と受講者の評価差異―GBSチェックリストを用いた調査―『JSiSE講演論文集2009』274-275.
『ストーリー中心型カリキュラム設計者と受講者の評価差異―GBSチェックリストを用いた調査―』
要約
・熊本大学大学院教授システム学専攻で、ストーリー中心型カリキュラムを導入した。「GBSチェックリスト」を用い、開発者の視点による自己評価を行った。学生の日常の業務内容により差があることも示唆された。「営利事業」「非営利事業」に大別したうえで、当該リストによる評価を実施し、設計者のそれと比較した。
-GBSチェックリストの先行研究があるみたいだからそれをまず読まないとな。開発者の視点による自己評価ってどういうことだろ。あー、これも先行研究でSCCを検証しているみたいだ。これも読みたいな。学生の業務内容で差があるのか。これは深い考察ですね。
・学生の業務内容でポイントに差が出たのは、①専攻が目指している修了コンピテンシーを鑑みるに、現在の職業の枠を超えてeラーニングの専門家になるという視点の訴求が不足していた。②たとえ経験のない事業という設定でもさらに没入感を持てる教材開発技術の向上が求められる。
-経験が学習に左右するというのは面白い。これは、やはりシナリオがあるからだろうな。経験をしたことがないけれども没入感を出すというのは難しいよね。没入感を出すためには、1番は実習で現場で学ぶことが一番。それができない環境で学ぶのだから、没入感が減るのは分かる気がする。
僕の勝手な所感
没入感ってフロー体験とかも言うよね。いわゆるゾーンに入るっていうやつ。リアリティを出すために日々考えているけどこれがまた難しい。紙教材や学習管理システム(LMS)でも没入感を出すのは至難の業。やっぱりVRとかの技術がすすむことに期待かな。
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