今の何倍も達成できるようになるSMARTな目標の立て方
あなたはテストが終わったとき、どのような目標を立てていますか?
✅次のテストではもっと良い点数を取る!
✅明日から勉強を頑張る!
✅明日から朝起きてすぐダラダラしない!
もしこんな目標を立てているのであれば、今すぐ全部捨てましょう。
理由はとても簡単です。
達成できる確率がとてつもなく低いからです。
達成できない原因は、「目標のあいまいさ」
もともと、目標とは目的地に達する道筋を意味する言葉です。
たとえば、サッカーのハーフタイム。大事な局面だとします。
ここでどんな判断をするかで勝敗が決まる大事な場面です。
選手と監督は、ああでもない、こうでもない、と様々な議論を交わしています。
そんなとき、監督は、ついに目標を決めました!
そして、あなたにこんな指示を出しました。
「この辺にポーーンと蹴った球を、誰かが拾ってそのままシュートや!!」
おいおい・・・ってなりますよね。
こんな監督についていく気はなくしますよね。ゴール入る気がしません。
こんな大事な決断を、フワフワしてたら負けるよ!?って話です。
ゴールまでの道筋が全然明確ではないからです。
このように、目標とは明確にする必要があるということです。
なんとなくで決めている間は、行動もなんとなくになり、振り返りも出来ずに・・・
ずーーーーっと、同じ過ちを繰り返す
ということになります。
でも、明確にしろと言われてもよく分からないですよね。
どのぐらい明確にするのか?
なにを明確にするのか?
では、どうやって明確にするのか。
世の中には、先人の知恵があります。
今回はその中の1つ、「SMART」をご紹介します。
SMART目標設定法とは
SMART目標設定法とは、明確にする目標のポイントの頭文字をつなげた言葉です。
S(Specify):目標を具体的にする
M(Measurable) :目標を測定可能にする
A(Achievable):達成可能なことを目標にする
R(Related):最終的な目的に関連した目標にする
T(Time-bound):目標に期限を付ける
この5つのポイントを明確にするだけで、目標を達成できる可能性がぐーーんとアップします!!
でも、ここでよく見てくださいね。
Achievable と Related は、目標を立てる上で当然ですよね。
無茶なことは目標ではなく野望ですし、最終的な目的に関係しないことは目標にはしません。
おそらく、SMARTと言う単語にするために追加されたんだと思っています。
ということで、大事なのは、S,M,Tの3つです!!
①目標は、具体的にする
実際に勉強する内容や、勉強の方法を明確にすることです。
・「勉強を頑張る」ではなく、「勉強をする」
・「勉強をする」ではなく、「英単語の暗記をする」
・「英単語の暗記をする」ではなく、「システム英単語の○ページから△ページまでを暗記する」
②目標は、測定可能にする
達成できたかどうか、後からはっきりと振り返りができるようにします。
ポイントは、数字を入れることです。
・「システム英単語の○ページから△ページまでを暗記する」ではなく、「システム英単語の○ページから△ページまでの小テストで90点を取る」
③目標には、達成期限を付ける
いつまでに達成するのかを設定することです。
・「システム英単語の○ページから△ページまでの小テストで90点を取る」ではなく、「システム英単語の○ページから△ページまでを、今日寝るまでに暗記して、明日の小テストで90点を取る」
初めに立てた目標は、「勉強を頑張る」でした。
それをSMARTに従って修正した結果、
「システム英単語の○ページから△ページまでを、今日寝るまでに暗記して、明日の小テストで90点を取る」に変わりました。
どちらの方が、良い目標でしょうか?
どちらの方が、得点UPのための道筋が明確でしょうか?
今すぐ、あなたの目標をSMARTに従って改善しましょう!
目標を変えれば、1分1秒の質も変わります。
・今日、何を学びましたか?
・SMARTとは、どういう目標設定方法ですか?
・あなたの勉強法、何をどう変えますか?