嬉しいことをふやす
わんこと暮らしているととっても癒されますよね。
ぎすぎすした気持ちもわんこのまっすぐな優しい瞳や温もりがとげとげしたものを削り取ってリラックスさせてくれる。
犬と暮らしていく醍醐味というのかなぁ、メリットのひとつだと思うんです。
では、わんこさんは飼い主といることでリラックスしたり嬉しい気持ちが沸き上がっているでしょうか?
ドッグライフコンサルタントの佐藤です。
癒しはお互い様
飼い主さんが癒されたりする関係になっている多くはわんこさんもリラックスしているのではないかと思います。
飼い主さんがリラックスできないとわんこもリラックスできないからです。
わんこから与えられているこの気持ちをわんこが困っているときにさしのべたいですよね。
わんこが気持ち的なサポートが必要なときどんなことが必要なのか…
考えてもらいたいなぁと思うです。
一番分かりやすいのは自分に置き換えて考えたら分かりやすいかと思います。
犬の認知機能はチンパンジーよりも高度で人に近いと言う研究もありますので、自分だったら?と考えてみるといいかもしれません。
犬が感じていることを理解する
犬がどう思っているか、どう感じているか?については犬を正しく知ることが必要です。
人間と同じような認知機能を持っているとはいえ、物事にたいして犬が人間と同じように感じているとは限らないということです。
人間が長い時間をかけて学んできたなかで判断できるようになったことを生まれて間もない犬に当てはめることはできないということです。
人間はできなかったときのことを忘れてしまう動物なのでついつい無理難題を押し付けてしまいがちです。
その辺を忘れないで犬育てをしていただけたらなぁと思います。
はじめてのものはやっぱり怖い
わんこにとって(人間にとっても)始めてみるものは不安であり恐怖です。
でも、人間は知っていてわんこが知らないことってつい、大丈夫だよ~って押し付けてしまいがちです。
不安で一杯なわんこに「大丈夫だよ~」は本当に大丈夫と信頼できるものでしょうか?
飼い主さんが出すものはいつもわくわくで満載だからこれもきっとわくわくするものってなっていますか?ってことなんですよね。
これは、毎日の取り組みのなかで育まれるものです。
飼い主さんが、騙さず、脅さず、取り上げず、犬の気持ちを汲み取り、はじめてのものには丁寧な良い条件づけをした結果なんですね。
お手入れするのも丁寧に少しずつ犬の嫌だに耳や目を傾ける。
無理やりせずに、嫌なこともおやつの時間🎵と思うまで取り組んだ結果なんです。
どんなときもこの取り組みをしていくことで嬉しいこと、楽しいことを連想させるものが増えていきます。
最終的には飼い主さんが取り出すものはすべて嬉しいものと般化(応用)されていきます。
以前ご紹介した、「名前をよんでおやつ」がその取り組みです。
最初は、名前が嬉しいものになるように取り組むのでこのような表現をしていますが、実際の取り組みとしては古典的条件づけを使った第2強化子を作る取り組みです。
第2強化子とは、無条件に嬉しいこと(たとえば食べ物とか)を連想させるものです。
この嬉しい、わくわく感を連想させるものをたくさんつくろうというのが私がいつも学びをいただくスクール(チャーリードッグスクール)で言われることです。
やっぱり、怖いものがある世界より嬉しいことやわくわくすることに溢れた世界が楽しいですよね。
飼い主さんもわんこもお互いが楽しくわくわく生活するために出来ないことを叱ったりするのではなくなぜできないのかな?だったり、嬉しいことを増やす事だったりを考えて取り組んでほしいです。
わんこたちは私たちを困らせるためにやっているのではなくその方法しか知らないだけなんです。
きちんと理解できるまで教えてあげてくださいね。
そうすれば一層仲良くなれると思いますよ。
Serene; からのお知らせ
以前もお知らせしておりますが、10/28にお散歩トレーニングを開催します。
詳細はFacebookのイベントページにてご確認いただきたいのですが、メールをいただいても構いません。
smile2happiness%gmail.com (%を@に置き換えてください)
まで、ご連絡ください。
https://www.facebook.com/events/1939422922772469/?event_time_id=1939422929439135&ti=cl
↑上のアドレスの先にイベントページがありますのでご確認いただけたらと思います。
よろしくお願いします。