プロフェッショナルが語るミネルバ式リーダーシッププログラムの魅力:株式会社ヌーラボ代表 橋本正徳氏のインタビュー
プログラム講師にインタビューを実施しました。
ミネルバ大学式リーダーシッププログラム「Managingcomplexity」では、講師をファカルティと呼んでいます。
現在26名在籍しているファカルティは皆、自身も複雑化する時代をリードする経験豊富なプロフェッショナル。ファカルティの存在がプログラムのクオリティを支えてくれています。
そんなファカルティがこのプログラムについて語る「ファカルティインタビュー」。第1回目は株式会社ヌーラボの代表取締役 橋本正徳さんにお話を伺いました。
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Q1. ファカルティになられた動機、またファカルティとしてこのプログラムについて魅力を感じるポイントをお聞かせください。
橋本:実際に本国の生徒さんなどにお会いしてお話ししたりと接点があり、以前から興味のあったミネルバ大学。
こっからさん(合同会社Kokkara)から「ミネルバが社会人向けに開発したリーダーシップ研修のファカルティーをやってみませんか?」とお誘いをいただき、「やらない理由はない」と思い、喜んで引き受けさせていただきました。むしろ内心は「待ってました」でした。
僕自身も悩みながら経営をやっているのですが、このプログラムのコンテンツは僕にとっても本当に関心の深いものでした。
まずは、 Flipped Lerning という学習のフォーマットは大変参考になりました。さらに System Thinking や Emotional Intelighence などのコンテンツは、悩みながらでも前に進むために重要なツール(考え方)となりました。これから受講される皆さんとも、共に学んでいきたいと思っています。
Q2. ファカルティトレーニングを終えて、または実際にプログラムを教えられて、ご自身の考えや行動に変化はありますか?
橋本:仕事の進め方を変えようとしています。
今までミーティングを最初に行って、その後にアクションをするような流れの仕事をやっていました。ファカルティーになるためのトレーニングを受けた後は、Flipped Lerning の有効性や「学習」というものについての捉え方が変わり、ミーティングの前に十分な準備をするように心がけています。
また、ミーティングは「(ミネルバ的な)学習」の場だと捉えて、活発な意見が出ることを重視するようになりました。
Q3. ビジネスの最前線を知る立場から、どのような場面でこのプログラムの学びが実践に活きると思いますか?ご自身の体験もあれば、教えてください。
橋本:まずは、先に答えたように社内のミーティングに生かすことができるようになったと思います。
さらに価値観の違う多様な仲間達と一緒になにかしらのアウトプットを出さなければいけないとき、その状況がすでにコンプレックスがある状態だと捉え、目線や視野を揃えることや、図示して共感を得て「問題vs私たち」の構造を作りあげたりなど、新しいリーダーシップをとるためにこのプログラムでの学びが役立っていると思います。
Q4. このプログラムを通じて、どんな人にどのような変化が起きることを期待しますか。
橋本:パワーで圧すタイプのリーダーシップをやっていて、周囲から共感を得られずに前に進めなくなっているような人に是非、受講していただきたいです。その中でも、自分のやり方を変えていきたいという方には絶対に役立つプログラムになっていると思います。
「共感」を大事にしている世代をしっかりと巻き込んだスマートなリーダーシップがとれるような変化のきっかけになると、期待しています。
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(編集後記)
場に合わせて自然と身体を揺らすだけ。独特のファシリテーションスタイルが魅力のMasaさん。ファカルティとしてプログラムを盛り上げてくれています。過去には著書「会社は「仲良しクラブ」でいい」の発売を記念して、対談にも登場してくださっています。そちらもぜひご覧ください。
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