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北海道の酪農DXを考えるセミナー(帯広)のご案内

 少子高齢化、人口減少などに伴う労働力不足に直面している日本で一次産業を維持することは、食料の安定供給だけでなく、農村地域におけるコミュニティや文化の保全など多面的な効果が期待されます。

 近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)が様々な産業で進行しており、農業分野でもその重要性が増しています。特に酪農業においては、労働力不足の解消、生産性向上、環境負荷の軽減や脱炭素といった課題に対して情報技術の導入が有効とされています。 

 「北海道の酪農DXを考える会」では、昨年8月に別海町において、酪農現場におけるロボット導入の状況などについて見学会を開催しました。同時に開催したセミナーでは酪農現場における課題を整理し、DX技術による解決の可能性を議論する機会を得ました。

 今回の帯広でのセミナーでは、今から15年後(2040年)の北海道酪農がおかれるであろう状況についての仮説を共有し、課題解決に貢献するDX開発のロードマップについて、より具体的に議論する場を設けたいと企画しました。とりわけ酪農を主産業とする地域の行政、農業団体、酪農家など、将来の地域活性化の担い手とDXに詳しい技術者による活発な議論を期待しています。

 本セミナーおよび意見交換会を通じて、酪農業の持続可能な発展と地域社会の活性化を目指し、皆様と共に未来の酪農業を創造していきたいと考えております。多くの方々のご参加をお待ちしております。

北海道の酪農DXを考える会 世話人代表
北海道大学大学院情報科学研究院 教授
田中孝之

セミナー開催情報
日 時: 2025年2月19日(水) 13:00-16:00
場 所: 十勝農協連ビル会議室(帯広市西12条南6丁目)
参加費: 無料
※ご参加可能人数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。
参加お申し込みはこちらから(申込フォーム)


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