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リープ 品川応援プロジェクト ~アメフト観戦レポート 【2024年秋季リーグ】

こんにちは!リープの寺山です。
9月に入ってもまだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、去る2024年9月7日(土)、リープがオフィシャルパートナー契約を締結しているアメフトチームである「品川CCブルザイズ」の秋季リーグ初戦に応援に行ってきましたので、そのレポートをお送りしたいと思います!

会場は富士通スタジアム川崎です!

今回の対戦相手は警視庁イーグルス

昨年10対7でブルザイズは逆転負けを喫しており、今回も非常にタフな試合となることが予想されます。また今年は警視庁創立150周年という記念の年ということもあり、警視庁イーグルスも例年に増して勢いがありそうです。

こちらは警視庁イーグルス。先頭にはピーポくんが!

しかし!
昨年リープが応援に行った試合は見事勝利を収めました!

ぜひ今季目標としている4勝に向けて、力強いスタートを切ってほしいです!

ということで、品川CCブルザイズvs警視庁イーグルスの観戦レポートをお届けします!

なお筆者が学生時代にアメフトをやっていたこともあり、今回はしっかり観戦レポートを書きたいと思います!


まずは試合前のセレモニーの様子から

ホワイトが品川CCブルザイズ、ブルーが警視庁イーグルスです

バイスキャプテンの#65千葉選手は、先日リープ社主催で行った「ID活用ワークショップ」にもご参加いただきました!

そして試合開始です!
それでは、品川CCブルザイズvs警視庁イーグルスの観戦レポートをぜひご覧ください!
(今回は、アメフトのルールをある程度知っている方向けとなります🏈)

以下、品川CCブルザイズは「ブルザイズ」、警視庁イーグルスは「警視庁」と表記しております。

【第1クォーター】

ブルザイズのキック、警視庁のリターンからスタート。警視庁は自陣36ヤードから1stダウン。最初のプレーでランプレーを選択するも、ブルザイズDL#99床次選手LB#50赤星選手の素早いタックルによりロスゲイン。
しかし、次のプレーでブルザイズがオフサイドの反則あり、5ヤードの罰退。続いて2ndダウン7ヤードから警視庁のランプレー、このランが伸びファーストダウンを獲得。次のシリーズもランプレーを重ねファーストダウンを獲得し、敵陣39ヤードまで攻め込みます。
警視庁のランプレーに押され気味のブルザイズディフェンスですが、2ndダウン10ヤードからの警視庁の左オープンのランをDB#6伊藤選手の見事なタックルで止めます。その後、警視庁はパスプレーを選択するも失敗に終わり、4thダウン10ヤードとなりパント、攻守交代となります。

警視庁の激しい攻撃にブルザイズディフェンスが粘ります

続いてブルザイズ、自陣18ヤードから攻撃を開始。少しでも陣地を回復したいところですが、相手の堅いディフェンスに阻まれてファーストダウンを獲得できず。再びディフェンスが回ってきます。
続いてのディフェンスはLBやDLが奮起し、主将を務めるLB#59森下選手の見事なタックルや、DL#99床次選手がブロッカーを押し戻しながらの強烈なタックルで相手をパントに追い込みます。警視庁の敵陣40ヤードからのパントですが、このパントが敵チームながら見事なナイスパントとなり、ブルザイズは自陣3ヤードまで押し戻されることに。
続いての攻撃、ブルザイズは何とかファーストダウンを獲得して陣地を回復したいところですが、残念ながらこのシリーズではファーストダウンを獲得できないまま4thダウンへ。パントとなり、ここはカバーチームに入っていたDL#24中川選手が相手のリターナーにナイスタックルを決めます。ナイスカバーではあったものの、パントが自陣深くからだったこともありハーフラインまでは返せず。続いての警視庁イーグルスの攻撃は敵陣47ヤードからとなります。
ここまでブルザイズオフェンスは厳しい展開が続いていますが、ここはなんとかディフェンスに持ちこたえてもらって、オフェンスに回したいところ。しかしそんな思いとは裏腹に、警視庁のパスがしっかり決まりここは警視庁がファーストダウンを獲得。警視庁、敵陣23ヤードからのファーストダウン。ここでブルザイズDL#91五十嵐選手が相手OLを押し込みながら見事なタックルを決め、相手攻撃をノーゲインに抑えます。2ndダウン10ヤードとなったところで第1クォーターが終了。

両チームとも無得点のまま、0-0で第2クォーターを迎えます。

警視庁の堅牢な守備に阻まれ、ブルザイズはなかなかファーストダウンを獲得できず

【第2クォーター】

警視庁の攻撃、3rdダウン10ヤードからドロープレーを選択するも、ブルザイズはファーストダウンを許さず。4thダウンとなりますが、既に警視庁は敵陣15ヤードまで前進しており、ここでフィールドゴールを選択。距離的にここは失点を覚悟かと思っていた矢先、なんと蹴られたボールをブルザイズのディフェンスがブロック(DL#91五十嵐選手が手を上げてボールをブロックしたように見えました)。見事このピンチを無得点に抑えます。
続いてブルザイズ自陣26ヤードからの攻撃。この時点でブルザイズオフェンスはまだこの試合でファーストダウンの獲得が一度も出来ておらず、なんとかここでファーストダウンを獲得し攻撃を繋げていきたいところ。しかし、ここでも堅い警視庁ディフェンスに阻まれ、このシリーズもファーストダウンの獲得がないまま4thダウンでパントとなります。
続いての警視庁の攻撃はディフェンスが3回でしっかり抑え、再びブルザイズの攻撃に。自陣35ヤードから攻撃をスタート。ここでRB#1池田選手のナイスランにより、2ndダウンで残り1ヤードの所までボールを運びます。ファーストダウン獲得の期待が高まる3rdダウン、ブルザイズは再びランプレーを選択、このプレーで右サイドのOL#65千葉選手、#72平田選手がナイスブロック、出来た穴をRB#1池田選手が快走し、ブルザイズがこの試合初めてのファーストダウンを獲得します。そして、敵陣41ヤードからの2ndダウン5ヤード、QBとして入った#18川島選手のプレーアクションパスをWR#14野中選手が見事にキャッチし33ヤードのゲイン。ロングゲインに観客席も湧きます。

この試合のMVPにも輝いたQBの#18川島選手からWR#14野中選手へのパスが決まりゴール前へ

このロングゲインでブルザイズは敵陣8ヤードまで攻め込み1stダウン。初得点のチャンスとなります。しかし、ここは警視庁ディフェンスも意地を見せ、ブルザイズオフェンスはエンドゾーンに届かないまま4thダウンに。4thダウン6ヤードとなり、フィールドゴールを選択。引き続き先制点のチャンス。しかし、なんとここで警視庁のディフェンスが素早いラッシュでキックしたボールをブロック。残念ながら初得点の思いは届かず、引き続き0-0のまま試合が進みます。
続いての警視庁の攻撃はブルザイズディフェンスが上手く抑えてパント、このパントで先ほどロングゲインを見せたWR#14野中選手がリターナーとなり、ディフェンスを1人2人とかわし、敵陣に入り込むナイスランを見せます。この時点で第二クォーター残り55秒、時間も気にしながらブルザイズは敵陣43ヤードよりオフェンスを開始です。短い残り時間ながらも、何とか先制点を獲得したいところ。
ブルザイズはパスを中心に攻撃を進めていき、タイムアウトも上手く使いながら敵陣24ヤードまで攻め込みます。4thダウン3ヤードとなり、この時点で残り2秒。ブルザイズはフィールドゴールを選択します。ブルザイズとしてはここで着実に得点し、後半に弾みをつけたいところ。しかし、蹴り出されたボールは無念にもポールの左に逸れ得点には至らず。

そのまま0-0で前半を終了します。

ブルザイズ、二度のFGのチャンスを得点に繋げられず。前半を0-0で終えます
ハーフタイムショーとして完璧なダンスを見せるRainbow Venusの皆さん

【第3クォーター】

後半はブルザイズのリターンからスタート。RB#20新妻選手のリターンで自陣24ヤードからの攻撃。ファーストプレーはRB#1池田選手の中のランがしっかり出て自陣38ヤードまで進行します。続いてのプレーもRB#1池田選手、パスを受け取ってそのまま駆け上がり12ヤードを獲得し、この2プレーで自陣24ヤードから50ヤードまでボールを持っていく見事なドライブ。この調子で進むことを期待していた矢先、ブルザイズのランプレーに対し警視庁ディフェンスのナイスタックルにより、ボールがランナーからこぼれ落ちそのまま警視庁がリカバー。非常にいい流れのオフェンスでしたが、残念ながらここで攻守交替となります。
警視庁は敵陣34ヤードからの攻撃となり、ブルザイズは一変厳しいポジションでのディフェンスとなります。警視庁は攻撃を続け、3rdダウン2ヤード、左サイドのオープンを走りますが、これはDB#88吉海選手がレシーバーのブロックをはがしてタックル、一人でランニングバックの動きを止めるナイスプレーでディフェンスの士気を上げます。警視庁は敵陣26ヤードで4thダウンとなり、ここでフィールドゴールを選択。警視庁は本日二度目のフィールドゴールとなりますが、このキックはポールまで届かず。ターンオーバーからの厳しい状況を、ブルザイズディフェンスの奮闘により0点に抑えて攻守交代します。
続いてのブルザイズの攻撃。QBの#18川島選手、パスを試みるも警視庁チームの堅いカバーに阻まれ、自ら持ってランを選択、これがしっかりゲインしファーストダウンを獲得。続いてブルザイズ自陣38ヤードからの攻撃。ここでWR#14野中選手へのロングパスが決まり29ヤードのゲイン。敵陣33ヤードまで進みファーストダウン。更にこの後、敵陣32ヤードからWR#81羽深選手へのロングパスが決まり敵陣13ヤードまで進みます。そして、RB#10須藤選手のランプレーでファーストダウンを獲得。ゴールまで2ヤードまで攻め込みます。ここでQB#15石井選手、パスを狙いに行って真ん中が空いた所をしっかりと走り込み見事タッチダウン!!この試合初めての得点を獲得します!その後のキックもK#16福井選手がしっかりと決め1点獲得!

ブルザイズが7-0と勝ち越します!

QB#15石井選手の見事なタッチダウンラン。ブルザイズが勝ち越します

続いての警視庁の攻撃。パスプレーでDL#91五十嵐選手が見事なQBサックを決めロスゲイン。しかし、このプレーでDL#91五十嵐選手が負傷。これまで要所で見事な活躍を見せていただけに痛い所ではありますが、ブルザイズディフェンスの層の厚さも期待しつつ、ブルザイズは警視庁の攻撃から陣地を守ります。警視庁は3回の攻撃を重ね敵陣36ヤードから4thダウン1ヤード。
警視庁、ここはパントでなくプレーを選択します。ここで警視庁のランプレーをDL#99床次選手と、#91五十嵐選手の代わりに入ったDL#95西村選手のDL陣が相手オフェンスラインを押し込み、ブロッカーの走路を崩すナイスプレーを見せます。そこを主将のLB#59森下選手が逃さず、ランナーを確実に仕留める見事なタックル。1ヤードを守り抜きファーストダウン獲得を許さず攻守交替とします。続いてブルザイズ自陣36ヤードからの攻撃。攻撃を重ねて3rdダウン5ヤードとなったところで、第3クォーターが終了。

残り1ヤードを死守。ディフェンスのナイスプレーに選手も湧きます

【第4クォーター】

ブルザイズ3rdダウンの攻撃はパス失敗となり自陣41ヤードで4thダウン。ブルザイズ、ここはパントを選択。なるべく敵陣深くに追い込みたい所ですが、ここでロングスナップが上手く合わずボールを後ろにそらしてしまい、キックをできないままボールデッドとなってしまいます。攻守交代となりブルザイズは自陣20ヤードからディフェンスという非常に厳しい状況に。
続いての警視庁の攻撃、このパスプレーをDL#99床次選手のパスカットで0ヤードに抑えます。しかし次の攻撃で警視庁はスクリーンプレーでファーストダウンを獲得、このプレーでエンドゾーンまで残り5ヤードとなり、ブルザイズディフェンスにとってこの試合最大のピンチが訪れます。警視庁は続いて左サイドのオープンプレー。これをLB#50赤星選手がブロッカーをはがして執念のタックル。他のディフェンス選手も集まり、チーム一丸となってタッチダウンを阻止します。2ndダウン2ヤードとなり、ここで警視庁はオフェンスプレーヤーが一列に並んでから一斉にフォーメーションを組むという特殊な動きで、ブルザイズディフェンスをかく乱しにかかります。
しかし、ブルザイズの選手は動じずに対応。逆にこの攻撃で警視庁がスナップミスをしてしまい、そこをブルザイズDLが瞬時に反応し見事にリカバー。非常に貴重な攻撃権を手に入れます。

見事、攻撃権を手に入れるも、まったく気の抜けない状況

そしてブルザイズの攻撃。しかしファーストダウン獲得には至らず、4thダウン2ヤードとなってのパント。ここでP#16福井選手がエンドゾーンから蹴ったボールは相手リターナーの頭上を越え、その後も上手く転がり敵陣33ヤードまで陣地を回復する見事なパントを見せます。ただ安心したのも束の間、警視庁がテンポの良いランプレーでファーストダウンを更新していき敵陣38ヤードまで攻め込みます。ここで踏ん張るブルザイズディフェンス。DL#99床次選手LB#50赤星選手の素早い動きで警視庁オフェンスをロスゲインに追い込み、またDE#5除川選手が相手OLの外から強力なパスラッシュをかけて見事なソロタックルを決めるなどディフェンスが奮起します。そしてファーストダウンまで16ヤードとなる所までオフェンスを後退させた3rdダウンでのパスプレーも、DL#96住谷選手の強力なパスラッシュにQBがプレッシャーをかけられ、警視庁は2ヤードのゲインに留まります。このプレーで警視庁は敵陣42ヤードから4thダウン14ヤードとなりパントを選択。このパントが伸びず、続いてのブルザイズの攻撃は自陣46ヤードからスタート。この時点で残り時間2:21。ブルザイズとしてはなるべく時間を使って相手にオフェンスを回したくないところ。ここでブルザイズ、この試合で何度もナイスランを決めているRB#1池田選手のランプレーを選択し、ファーストダウンを獲得、続いてのプレーもRB#1池田選手のランで4ヤードゲイン。残り1:46から3rdダウンの攻撃。再びRB#1池田選手のランでファーストダウンを獲得し試合を決めます。最後はニーダウンで無事に試合終了。

QB#18川島選手と共に今回の試合のMVPに輝いたRB#1池田選手。素晴らしいランでした

ということで、ブルザイズが見事、7-0で勝利を収めました!!

昨年、逆転負けを喫してしまった雪辱を果たすべく挑んだ警視庁イーグルス戦、見事な勝利をおめでとうございます!2024年シーズン、4勝の目標に向け、輝かしい1勝となる素晴らしい試合でした!
選手、スタッフの皆様、素晴らしい試合を見せていただきありがとうございました!!

筆者(左)とブルザイズ・岸原GM(右)
ブルザイズ・キャプテンのLB#59森下選手(左)と、同じくLBの#47木村選手(右)
バイスキャプテンのOL#65千葉選手(左)

ということで、品川CCブルザイズvs警視庁イーグルスの観戦レポートをお届けしました!
ブルザイズの選手、スタッフの皆さん、今後の試合も応援しております!!

Written by 寺山
リープ株式会社

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