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10年目のWebアプリエンジニアが挑む"フルリモート×新規プロダクト開発"
こんにちは、 Leaner で 見積DXサービスの開発を担当している西辻です。
今回の記事では 2020 年 11 月から現在も機能開発をしている Leaner 見積の開発についてざっくばらんに紹介できたらと思います。
新規プロダクト開発スタート
2020 年の 11 月から開発が本格始動して、自分は 12 月から主に Nuxt.js によるフロントエンドの開発で関わってきました。2021 年の 2 月にクライアント画面と管理画面を最低限の機能で作り終えました。
上記の期間は、フロントエンドを私が進めてバックエンドは業務委託の方に進めていただいて完全に分業制だったのですが 3 月からは少し開発体制が変わり、しばらく自分一人でバックエンドからフロントエンドまで開発することになったので、今回はその辺でどのように開発進めてたかを書こうかなと思います。
機能改善フェーズでどのような取り組みをしたか
3 月からは私一人の開発体制になるので、自分自身、バックエンドからフロントエンドの開発を含めてユーザーストーリーをどの程度のスピードで消化できるのか計測が必要だと感じました。
また、フロントエンドは自分一人で作ったのである程度欲しい機能に対して改修の見通しは立っていましたが、バックエンドは API のインターフェイスを見るだけにとどまっており、実際どの程度、追加改修が難しい箇所があるのか見通しが立っていない状況でした。
なので最初の 1 - 2 Sprint は、とりあえずこのくらい終わるだろうの肌感で Sprint にストーリーポイント付与済みのユーザーストーリーを入れて、Velocity を測る感じにしました。
Sprint を回してみて、おおよその Velocity が見えてきたので、次の Sprint でやるタスクの完了見通しが以前より立つようになりました。
Sprint が完了したら Release Note をまとめて、ビジネスサイドに共有もするようにもなりました。
これを行うことで、商談時に急に新機能を知って混乱するといったことが防げるようになり、ユーザーストーリーに対してストーリーポイントを振り分けることで相対的に大きいタスクが可視化されるようになってきました。
そこで Refinement の時間をとり、大きいタスクは価値を分割してなるべく 1 Sprint で価値提供できる形にできないか議論することができるようになったのです。
1 つのユーザーストーリーがどのようにリリースされていくか
Leaner ではフルリモートでプロダクト開発が進んでいます。
なのでコミュニケーションは全てオンラインです。
ローカルで開発中は画面のキャプチャや動画で開発中の機能を PdM である横山さんに確認してもらって、ユーザーストーリーをもとに大枠は作っていきますが、細かい部分は微調整をしながら進めていきます。
元々 Jira を利用していたのですが、最近 Notion に移行しました。
書き味がいいですね、 社内の全メンバーが参照できるので情報の非対称性も減りました。
移行の詳細は以下の記事にまとまっているので、興味ある方はどうぞ。
Pull Request を出して他の開発メンバーにコードレビューしてもらい OK だったら開発環境にデプロイして最終チェックを PdM にしてもらいます。
全体を通して PdM である横山さんとのコミュニケーションが発生するのですが、確認に対するレスポンスがとても早く開発スピードが出ています、いつもありがとうございます!
Leaner 見積の開発を体験してみて
自分は、かれこれ 10 年くらい主に Web アプケーションエンジニアとしていくつかの企業を転職してきて、 2020 年 11 月からフリーランスで活動しています。
そこで初めて業務委託を受けたのが Leaner でした。
社員時代は副業もしてたりしたのですが、フリーランスとして独立しての業務委託は初めてで、業務委託部分であるプログラムを書くことが主な貢献と思っていました。
ですが、振り返ってみると”今まで自分が経験してきた開発フロー”や、”プロダクトに対してどのようにビジネスサイドと認識を合わせたら無駄の少ないプロダクト開発ができるか”、といった開発の進め方・仕組み創りでも貢献できていると気付くことができました。
今回の開発を通して面白いなと思ったのは、自分が以前うまくいかなかったと感じた部分を回避するためにはどうしたらいいかを試せたことかなと思っています。
これには自分一人ではなく、 Leaner で関わるメンバーの柔軟性とキャッチアップの速さがあって実現できたのかと感じています。
今はまだ社員数もそんなに多くなく、お客様に近いビジネスサイドから一気通貫でコードを書いている自分まで情報をキャッチアップできる風通しの良さがあります。
個人的に組織は意識しないと簡単に分断が進むと思っており、 Leaner ではそれが分断されないように努力されているだな、と思います。
スタートアップを経験されて、あの時はうまくいかなかったけど、こうしたらうまくやれるのではと思っている方がリベンジする環境としては Leaner は力を試せる良い環境だとお勧めできます。
最後に、副業からでも実際の業務を体験できるフローがあるので、興味持たれた方いたらご連絡いただけますと。一緒に働きましょう🙌