ひとり事業主と集客について1
大阪〜神戸で活動しているパーソナルトレーナーのたかつです。
スポーツトレーナー学院で校長をしたり、パーソナルトレーナーの寺子屋というオンラインサロンを運営しています。
こちらのブログはフィットネスの世界で働く方、働きたい方、NESTA等パーソナルトレーナー資格をお持ちでスキルアップ、キャリアアップを考えている方向けに書いてます
二部構成で集客についてまとめていきます。
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専門学校での授業や卒業を控えた学生、独立を考えている社員スタッフの方から相談を受けるのは、実際にどうやってお客様を集めたら良いか?というものです。また独立をためらうのも、明日からお客様がくるのか?という不安があるからに他なりません。
こう言った集客が未知の方からの相談と同じように、すでに事業を始めているものの思い描いているような集客ができていないという相談も受けることがあります。この場合は全くゼロではないので実際には集客ができてはいるわけですが、効率が悪いかラッキーパンチに頼っているとか、そういうことだと思います。
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これから集客を始める人も、すでに集客は始めているが集客の軸を固めたいという人にもある程度わかるように集客を紐解いてみたいと思います。
これさえやれば一発簡単集客などといううまい話も出てきませんし、そもそも皆様が提供する商品(サービス)の軸がしっかりしていることが集客を行う上では何より必要ですのでそこは忘れずに以下お読みください。
『顧客の層別化』
「お客さま」と言っても、実際に今サービスを受けてくれている人だけを「お客さま」と考えていては集客はうまく行きません。営業というの「未来のためにする仕事」と私は考えています。営業→セッション→経理 という仕事の流れの中で未来の仕事はこの営業=集客のための種まきになります。ですから、将来お客様になってくださる可能性のある人全てを「お客さま」と考えます。
お客様層別化
潜在顧客=今はまだ見ぬお客様ですがどこで誰が何を見てくれているかわかりません
見込み客=最も大事な層です。こちらからアクセス可能な人、リストに上がっている人がこれに当たります。見込み客の量が実際の集客数に比例します。
顧客=実際にサービスを受けた人
リピート客=繰り返しサービスを受けてくれる人。パーソナルトレーニングではある程度継続して初めて成果を出してもらえるものですので、リピートが原則になります
ファン客=新しいサービスが出たらすぐに購入してくれる人や、誰かを紹介してくれるような人
このように一口にお客様と言ってもいろいろなレベルがあるわけです。そえぞれの層にあった対応が求められます。
『集客の4段階』
顧客の層別化からわかるように、いきなり出会った人が「顧客」になるわけではありません。まずは潜在客をあぶり出し、見込み客を作ることが必要です。
人が物やサービスを購入するまでのプロセスを考えると我々の集客のプロセスも見えてきます。
★顧客候補と出会う→顧客候補と仲良くなる→顧客が申し込みを検討する→サービスに申し込む★
この4段階を経て初めて我々のサービスを受けてくれるということです。
そう考えると、いきなりあった人に、私のパーソナルトレーニング受けてみませんか?はおかしいわけですね。
次回は、集客の四段階について解説していきます