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父親の不器用さって愛おしい

先週から始まった朝ドラ「おむすび」は平成の福岡県糸島市が舞台。
平成というとつい最近のような感じがするけれど、ホークスはダイエーだし、浜崎あゆみ全盛期、パラパラ流行してたってかなり懐かしい。

博多の伝説のギャルを姉に持つ主人公の結(橋本環奈)は、自分は姉とは違う、姉のように家族に心配や迷惑をかけたくないから、「毎日、平穏無事に過ごせて、美味しいものさえ食べられたらそれでいい。」って言い聞かせながら高校生活を送っている。
それなのに…姉に憧れるギャルグループが結を仲間に入れようと何かにつけてアプローチしてくる。

姉がどんなトラウマを家族に残して家を出たのかは、これから明らかになるのだろう。



私は、結のことが心配で心配で仕方ないお父さん(北村有起哉)が愛おしくてたまらない。

朝食に降りてくるのが遅いと心配し、自分の知らない友達が家を訪ねてくれば、どこの誰かと追求し、帰宅時間が遅くなれば、何していたと怒り、時には帰宅時間に最寄りの駅前に迎えにきたり(待ちぶせ)する。

あ~お父さん、これは、高校生の娘にとっては、ただただウザったいです。お母さんに「刑事長」って呼ばれるのも当たり前です。娘は、疑いをかけられて取り調べられているみたいに感じるよ。口を聞いてもらえないのも自業自得です~。

でもこれは不器用な父親の愛だなぁ…。
ズバッと核心をついた質問は何か怖くて出来ないけど、黙ってはいられない。イライラしてオロオロして落ち込んで…、面倒くさくて厄介。
お父さん頑張れ!

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