薄皮一枚を丁寧に

某アーティストの方とセッションさせていただく機会をいただいた。

その後の飲み会で
ベースに対する演奏表現の足りなさ(主に音価に対する)
を指摘していただき、図星をつかれて終始どきどきしていた。

プロになるということは
当然のことだけど自分を喜ばすだけなのは駄目で人を喜ばせることを考えなくてはならない。
それは常に自分を批判的に見つめることになる。
それは辛く険しいもので、
辛い経験、悔しい経験がないと成長しないと。
ここで言う成長とは
自己表現をするための技術向上であると認識している。

そのような辛い経験、悔しい経験を
薄皮一枚一枚を重ねる思いで積み上げていく。
当然目に見える成果はなかなかやってこないけど、いつか必ず報われることを信じて進むのみ。

ぶっちゃけ音楽でプロになるとは今まで1mmも考えていないし今後も面白おかしく音楽をやっていきたいと思ってるので絶対に人のために音楽をやろうなんて思わないようにしようとこの時誓った。

一方で
今プロとしてお金を頂いてやってる
庭仕事や書道の仕事はそんな心意気でやっていきたいなと心から感じる。

ゆとり世代ですが
先輩からこのようなお話を飲みの席で
助言いただけるのは心の底からありがたいと感じています。
サラリーマン時代は全然うざがって聞いてたのに個人事業主になると骨身に沁みます。

立場が違うと同じ言葉でも響き方が違うのは不思議だなぁ

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