BANANA FISHの2期opについて
ふと思って。ふと、思ったんです。2期のop「FREEDOM」について。
↓この先最終話までのネタバレあります。
サビの“Get away form me”の“me”が誰かって話なんですけど、最初これは23話の「行ってアッシュ!捕まる!」って言った英二かなって思ったんですが…。opの感じからして、この歌詞を使ってる時にアッシュの大切な人たちや思い出が映されてるから、アッシュな気もする。この歌の“me”は。
「俺の名が殺戮の合言葉になっていく」
私が好きな言葉でもあり、これこそがこの曲のこの部分を体現してると思う。
だから、自分自身が“nightmare”だから“俺”から逃げろってことなのかって。アッシュは本当にみんなが大事で、でも自分がいるとみんなが幸せになれない。誰かが言ってた「アッシュこそがBANANA FISH」という言葉。みんな彼に人生を狂わされていく。アッシュの意思は外に置いて。アッシュはそれが嫌でも分かっている。“それでも守りたくて”って歌詞も胸を締め付けてくる。
「FREEDOM」は誰のだろうか。アッシュか。アッシュなのか。あれで良かったのか。死んで救われるってことなのだろうか。死んで、報いを受けて、それで彼がようやく自由になれたということか。自由を求めてその先が死だったんて誰が想像しただろうか。吉田秋生先生のインタビューでアッシュがしてきたことの報いが、ラオに刺されて亡くなるという最後を迎えたことに繋がる、というようなことを仰っていたのを思い出した。
実はまだ光の庭を見ていない私としてはまだ救いの手は無い訳で。今までは怖かった。光の庭を見て救われたと言っている人がたくさんいるが、私にはそこに手を伸ばす勇気がまだ無い。今はアッシュについて、この作品について、よく考えてから、読もうと思っている。とても深いお話。opもedもまた考察したい。そして、この作品に出会えて良かったと思ってるし、アニメも最高だった。私は漫画から読んだ派だがアニメの勢いに圧倒された。ビジュアルも良かった。曲も良かった。最高。
結論: BANANA FISHは最高であり、“Get away form me”の“me”はアッシュでもあり英二でもある。なぜなら二人は一つで“My soul is always with you”だからだ。