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『フィガロに恋して』家で見る秋のオススメ映画

オペラ好きはもちろん、オペラ好きでなくても楽しめるちょっと切ないラブコメディ

#おすすめ名作映画

英題「Falling for Figaro」制作2020年
オーストラリア、イギリス、アメリカ合作
105分

ロンドン、スコットランドの風景が美しい。
ぽっちゃり系主人公ミリー(ダニエル•マクドナルド)が都会でバリバリ働いて稼いでいたけど、仕事を辞め、夢を叶えるために田舎の型破りなオペラ指導者のもとで同じくプロを目指すマックス(ヒュー•スキナー)とともに住み込みで本気でレッスンを受ける。
小さな町のみんなでマックスを応援してる感じとか、クセの強いオペラの師匠(ジョアンナ•ラムレイ)が2人の恋愛のあと押しをしたりほっこりもする。

主演のダニエル•マクドナルドは映画「Skin」(2019)でも強烈な存在感を出していた女優。堂々としていて、聡明さを感じさせる。日本だと重量級?かもしれないけど、アメリカではいたって普通というかむしろ標準体型。

マックスのイギリス訛りの低い声と、歌ってる時の、のど仏が素敵✨彼の胸板に手を当ててバイブを感じたら、ぜったい恋するわ…とミリーと一緒にトキメくような気持ちになりながら、何度かそのシーンをリピ。最後のフィガロも圧巻。スクリーンの前で思わず拍手を送ってしまった👏
細部もくすりと笑ってしまうような演出もあり、自然や音楽の美しさも相まって、一場面ごとに印象深くなる、見てからしばらく経った今もその場面を頭に浮かべられる、そんな映画でした。

音楽好きでもそうでなくても、秋の夜長に是非、オススメの映画です。
Netflix、Hulu、Amazon primeなどで配信中。


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