こころの叫び

 新年、明けましておめでとうございます。
 前回投稿した自己紹介にリアクションくださった皆様、本当にありがとうございます。思いがけずたくさんの方に反応いただけて嬉しかったです。
 以下は、雑感です。自分の本音がわからない未熟な大人の。

①「期待しているよ」と声をかけてもらえること

 「頑張ります!」私は必ず、そう答えます。
 でもその一方、あまり期待してほしくないとも感じます。
 期待されると、どうしていいかわかりません。
 期待って、何を期待されているんだろう?何をすれば正解なんだろう。どうすれば、期待に応えたことになるんだろう…そうやって、ぐるぐる考えているうちに、いつの間にか「期待に応える」タイミングを逃し、相手を失望させてしまいます。
 本当は、期待してもらえることが嬉しくて嬉しくて、たまらないのに。
 期待に何が何でも応えようとする姿勢が大事だと、頭ではわかっているのに、どうやって動いていいかわからず、行動で示せなかった自分が心底憎い。

②本当はキャリアウーマンになりたかった

 仕事をバリバリこなしている女性はカッコいいです。憧れます。
 学生の頃に想像していたのは、家庭に入ってゆっくり子育てをしている自分ではなく、社会でそれなりに評価され、頑張っている自分でした。
 一方、現実の私には、仕事をバリバリこなせるだけの能力がありません。30年近く生きてきて、もうその事実に気が付いてしまいました。
 それなら自分に出来る範囲で、頑張れる環境で戦えばいいじゃないか。きっとそれが、大人としての最善の選択だとわかっています。
 頭ではわかっていても、プライドが邪魔をして一度手に入れた社会的地位を手放せない。社会的地位なんて、親の期待や世間、自分の思い込みで出来上がった意味のないものに過ぎないし、自分の能力に見合わないプライドなんて持っていても、自分を苦しめるだけなのにね。

③「結婚したいですか?」と聞かれたら

 「無理にしなくてもいいです」。私は大抵、そう答えます。
 でも本当は、絶対に結婚したい。幸せな結婚をしている芸能人夫婦や同僚夫婦が心の底から羨ましい。特に職場にいると、結婚して子どもがいてもバリバリ働いています、って人が当たり前なので、どうして自分はその機会に恵まれないんだろう、どうして自分は家庭も能力もどちらも持っていないんだろうと、羨望と劣等感で頭がおかしくなりそうです。
 それに結婚すれば、子どもや今後住む家のことなど、現実的なことを考える必要があります。それは面倒でもあるけれど、前向きな「変化」があります。

まとめ

 皆さんは、自分の心の声に耳を傾けて(=本音を素直に表現して)生きることができていますか。私は全然、出来ていません。
 自己矛盾に慣れすぎて、物事が矛盾していることにすら気がつけていないみたいです。でもそれって、大抵の人にとって、普通のことなのでしょうか。

 本当はどうしたいのか。いつのまにか習慣になってしまっていた「本音を隠す」という悪い癖、やめたいです。自分に嘘をつきすぎて、本当はどうしたいのかがわからない。大学での専攻、サークル選び、就職先…本音がわからないから、いつも1番選びたいと思った選択肢を選べず、なぜか自分に合っていないことを続けてしまう。加えて、本音がわからないから、それが自分にとってベストな選択肢ではないという事実に、かなり時間が経たないと気が付けない。気づいた時には軌道修正できないほど、時間が経過してしまっている。

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