人生感想文「それって事実?」
最近、自分を責めてしまうとき、
「それって事実?」って自分に
問いかけるようにしている。
例えば、「自分は何をやってもダメ。
生きる価値がない人間だ」と思ったとき。
問いかけてみると、母に言われた
「あなたは私にとって理想の息子よ」という
言葉を思い出せた。友人が言ってくれた
「ありがとう」を思い出せた。
この問いに僕は、事実じゃないって
自信を持って答えられる。
例えば、僕は「僕みたいに最低な人間
なんていない。人に迷惑をかけるなら
死んでしまった方がマシだ」と
思い詰めてしまったとき。
「それって事実?」と問いかける。
そんなとき、確かに僕は人に
良い影響を与えていないかもしれない。
人に手助けしたり、率先して
困っている人を見つけたり。
そもそも、良い人って自分では
判断できない。でも、改めて考えると、
人に迷惑をかけないようにしている
人生だったと思う。
人に迷惑をかけない。
人によっては、それだけで十分なの
かもしれない。少なくとも自分は
それだけで十分だ。
だから、その問いに
「自分は最低じゃない!
生きる価値がないわけでもない!」と、
胸高らかに答えられる。
この問いかけは
僕を客観視させて
くれる、そんな
魔法の言葉だ。