その意味を僕らは知らないまま

どっかのアイドルの曲名っぽいタイトル。

先日初雪も降った我が家では、遂にコタツを出した。
コタツ、皆さんご存知だろうか？
一度入るとまったく動けなくなる呪いの装備である（違う）。
だが、我が家ではいまだに電源を入れていない。
なぜか、おわかりだろうか。

原因は、我が家の愛猫である。
彼女は極度のビビリである。知らない人が来ると走って逃げる。その逃げ込む先が、コタツの中である。
そして、極度のビビリのせいか、電源が入っていると中に入らない。オンになった瞬間作動音にビビって逃げる。

♪ねーこはこたつでまーるくなるー
（電源が入っていないとき限定）

なのだ。
その他にも、外に仲の悪い野良猫が来たとき、緊急地震速報が鳴ったとき……etc
彼女は至るところへ逃げる。
コタツのない時期には、僕のベッドの下に。
すごいときには食器棚の上に。
彼女はまさに逃げ上手である。

というわけで、我が家にはコタツとしての意味をなしていないテーブルがある。
ここでタイトルを回収しておこう。
コタツの本来の意味を、うちの猫は知らない。
足先は冷えるが、かわいいからいい。
我が家の末娘である。

とはいえ、コタツ内部から襲撃されることがある。
爪先に爪を立ててみたり、アキレス腱を齧ってみたり…
慣用句としての意味ではなく、今の僕は脛に傷がある。
…でもかわいいから許しちゃう。

愛犬・ゴンがいなくなって落ち込んでいた僕を励ましたのは、間違いなく猫たちである。実を言うと兄貴にゃんこも同居中だ。
彼らがいなければ、僕はこんなに落ち着いていられなかっただろう。

にゃんこたち
note界の皆様
友人たち
家族
そして…

日向坂46

僕を支えるのは、こうして大好きだと綴ってきた存在たちだ。
ありがたい。

足先の冷えるコタツの中で、もう少し生きてみようと決意した。
わけのわからない身体の痛みに悩む夜である。
今度、丹生ちゃんについての記事を書く予定（12000字くらいの）