いかにしてナルは振られたか・3
さあ、全国のファンのみんな!!
帰ってきたぜ、あの名物コーナー『いかにしてナルは振られたか』!
いぇーい!!!!
テンション上げてみたはいいけど、書きたくない気持ちもある。
だが、僕は一応物書きだ。(ささやかな)人気のために、書かねばならぬのだよ、書かねば!
書いていると具合が悪くなりかねないので、日向坂46を聴きながら執筆している。推しが心の痛みを癒してくれる…天使たちよ…。
さて、例の紙から一枚取る。どれどれ…。
今回は、こちら。
声が嫌い!
この世で一番はっきりしていると言ってもいいだろう。
そのくらい明確な振られ文句である。はっきりとわかる、声が駄目なんだということがわかる。先生が100点あげよう。
ちなみに以下、これを言われた状況である。
小学校の頃、帰宅途中であった。僕と友人は、十字路交差点の向こうに僕が好きだった子を見つけた。
友人は何を思ったのか大声でその子を呼び、車通りのまばらな交差点で叫んだ。
「こいつ、お前が好きなんだってー!!」
もしあの時、車が走っていたならば、僕はそこに飛び込みかねなかったと思う。もしくは友人を突き飛ばしかねなかった。勿論冗談であるが、そのくらい驚いた。
「お前、何で今ここで言った…!?」
その言葉さえ出せず、僕は友人と好きな子を交互に見た。首が引きちぎれるくらい何度も見た。
好きだった子は、大きな声でこう言った。
「友達としてはいいけど、付き合うとか絶対無理!!」
皆さんも一度は経験があるだろう。直接告白していないのに振られる、例のアレだ。僕はこの状況を『流れ弾事案』とか『誘爆事案』と呼んでいる。さっき思いついたんだけどね。
友人は再び叫ぶ。
「なんでー!?」
いや、もう、お前が訊くな。行き交う町民が笑ってるから、本当にやめてくれ。明日からここ通れなくなるから。学校行けなくなるから。
そうして、好きだった子が言ったのが上記の台詞である。
僕は、一言も発さないうちに、静かに振られたのだ。
『サイレント失恋』というらしい。今思いついた。
ちなみに、その好きだった子とは今も友人だ。
一緒に帰っていた友人は、疎遠になった。ちょっと恨んでる。結構恨んでる。すごく(以下略)
日向坂46の曲を聴きながらじゃなければ書けなかった。
ありがとう、日向坂46。ありがとう、丹生ちゃん。
これから先このシリーズ書くとき、日向坂46聴いてないと無理かもしんない…。
でも、そのうち4も書くだろう。きっと書く。僕は一応物書きだから。
こいつ、アホみたいな理由で振られてるなって思った方、
僕もホントにそう思う。
同情するならスキ(とサポート)をくれ!!
というのは冗談で、スキは嬉しいがサポートは別にいい。
(勿論してくれるなら貰う。ありがたく貰う。)
だから、僕を哀れんだ分、日向坂46を聴いてくれ…。
新曲もいいが、『One choice』も聴いてくれ…。
それで、僕は充分さ……。
朝日が、涙でにじむぜ。
書いてるの夜だけど。
久しぶりなので、以下に過去作を貼っておく。気が向いたらどうぞ。
しょうもないけど読んでみますか?
…一ヶ月以上空いてたんだ。
月一連載にしようかな。あと一年続けられる。
いただいたサポートは、通院費と岩手紹介記事のための費用に使わせていただきます。すごく、すごーくありがたいです。よろしくお願いします。